カフェイン

妊娠中のカフェインの摂取…コーヒーや紅茶は我慢するべき?

妊娠中のカフェインの摂取について相談がありました。妊娠を期に、好きだったコーヒーや紅茶を飲まないようにしてきましたが、我慢することによるストレスで悩んでおられます。妊娠中のカフェインの摂取について専門家に聞いてみました。

妊娠27週のプレママからの相談:「コーヒーや紅茶が飲みたいです」

現在、妊娠27週でもうすぐ8ヶ月になります。今まではカフェインを摂取しないようにしたり、お刺身など生の物を食べないようにしていました。健診では何も問題はなく、正常だと言われています。ここまで正常に育っていれば、食べ物を気にしなくても良いのでしょうか?生まれるまではこのままやめておくべきなのでしょうか?私はコーヒーや紅茶がもともと好きだったので、我慢しているのはストレスが溜まります。出来れば飲みたいと考えますがどうでしょうか?(20代・女性)

過剰なカフェインの摂取は早産のリスクを高める

妊娠中はカフェインを過剰に摂取すると、早産のリスクが高くなるといわれています。カフェインは様々な飲料や食品に含まれているため、知らず知らずのうちに摂取しているようです。

自分の好きなものを我慢するのは相当ストレスになりますね。妊娠中は、妊娠していない時に比べてカフェインの代謝に時間がかかってしまうこと、胎盤の血流量が下がって早産のリスクが高くなってしまうことなどの影響があるとされているため、コーヒー等避けるように説明を受けている人もいると思います。ただ、あくまでも過剰なカフェイン量を摂取した場合での影響になります。(看護師)
カフェインはコーヒーや紅茶だけでなく、身の回りのさまざまな飲料や食品に含まれている食品成分の一つであり、カフェインを摂取しない生活というのは不可能です。例えば、コーヒーや紅茶以外には、緑茶やココア、コーラなどの清涼飲料水などに含まれています。 実際、日常で知らず知らずのうちに少量は摂取している状態です。(看護師)

コーヒーや紅茶は、飲んではいけない訳ではない

コーヒーや紅茶には、カフェインが多く含まれていることから避けるべきといわれていますが、実は飲んではいけない訳ではないようです。

コーヒーや紅茶を我慢されていたとのことですが、実は飲んではいけないということではありません。コーヒーや紅茶は、カフェイン含有量が多いので摂取量に気をつけてほしいということです。普通の濃度で、1日にティーカップ2、3杯程度のコーヒーや紅茶を楽しむ程度は問題ありません。(看護師)
注意してほしいのは、コーヒーや紅茶以外にもカフェインが含まれている食品や飲料は多いということです。特に玉露(お茶)は、コーヒーや紅茶よりも多くのカフェインを含むため、注意が必要です。コーヒーを飲むときは、他の嗜好品に含まれるカフェインを同時に取らないようにするように意識してみてください。(看護師)

妊娠前は、毎日のようにコーヒーや紅茶を飲んでいたという方も少なくはないでしょう。好きなものを我慢することによるストレスは、母体と胎児にとって悪影響になります。コーヒーや紅茶は、1日にティーカップ2、3杯ほどであれば、飲んでも良いとのことですので、ストレス発散のためにも上手に取り入れましょう。

参考:
厚生労働省 「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」


2018/09/15

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