胎動

妊娠30週頃からお腹の赤ちゃんがあまり動かず心配です。

お腹の中の赤ちゃん、動きすぎても動かなくても不安に思うママは多いと思います。今回は妊娠30週を過ぎた頃から赤ちゃんの動きが少なくなり、赤ちゃんが健康なのか不安というママからの相談です。専門家は何と答えているでしょうか。

ママからの相談:「お腹の赤ちゃんの動きが少なく心配です。相談した方がいいですか?」

妊娠28週目ぐらいまでは、お腹の中でぐるぐる回って活発に動いていて、むしろ動きすぎるぐらいだったのですが、30週をすぎたころから以前のように激しく動くことがなくなってきました。動くのは本当にたまに少しだけなので、お腹の中の我が子が健康なのかがすごく不安になってきました。まだ臨月ではないのでここまで動きが減っているのは、赤ちゃんに何らかの異常があるのではないかと考えると夜も眠れません。動きが少ない赤ちゃんのことを病院で相談した方が良いのでしょうか。良いアドバイスをいただきたいです。(30代・女性)

胎動の急激な変化やお腹の張りがあれば受診も必要。

妊娠後期になると胎動は少なくなる傾向に。胎動のカウントの仕方や、受診の目安についてアドバイスをくださいました。

妊娠後期になると赤ちゃんは約20~30分間隔で寝たり起きたりを繰り返します。また、体が大きくなったことで、これまでのようにクルクル動くことは少なくなります。ママが動いている時は胎動は感じにくいので、就寝時や横になってリラックスしている時に、お腹をさすって確認してみてください。10カウント法といって、はっきりわかる胎動を10回感じるのにどれくらい時間がかかったかを測定します。
通常でしたら約30分で確認できます。30分以上かかっても、赤ちゃんが寝ている場合がありますので、時間をおいて再び測定してください。10回数えるのに1時間以上かかった・昨日と比べて明らかに少ない・激しかった胎動が急に静かになり胎動を全く感じなくなった・お腹が張ってくるなどがあれば、健診でなくても受診してください。このように、明らかに心配な症状ではなくても、ママが不安に思うようでしたら医師に相談しましょう。(看護師)
胎動は、生まれる直前(お産が始まっても)まであるものです。妊娠後期になると、ほとんど胎動を感じなくなる、胎動はなくなると書かれているものもあるようですが、間違いです。いつもと違うような胎動を感じる、お腹をつついてみても胎動がない、または胎動が極端に少ないなどのときには、かかりつけの病院に相談しましょう。(看護師)

念のために病院でしっかり診てもらうことも大切です。

赤ちゃんが病気で弱っていて胎動が減少している可能性もあるので、病院でしっかり診てもらうことで安心できるのでは?とのこと。

妊娠34週前後になると、赤ちゃんも大きくなって動けるスペースが減りますので活発だった胎動を感じにくくなることもあります。ただ、赤ちゃんに元気がなかったり病気で弱ったりしていて、胎動が減少している可能性もあります。、病院に相談して、エコーやNST等でしっかり診ていただいた方が安心できると思います。胎動はママが横になっている時等、リラックスしている時や安静時に感じやすいので、そのような姿勢や動作を取るのも良いと思います。胎動は、個人によって感じ方が様々です。何か気になる、心配だと思うことがあれば、医師に相談しましょう。ママの直感は重要です 。(看護師)

胎動カウントで胎動変化の確認をするといいです。

胎動カウントは日々の胎動変化を確認できるので、病院で相談してみるようアドバイスをいただきました。

30週に入られているので胎動カウントを始めて赤ちゃんが元気かどうか、日々の胎動の変化はないか確認するのも良いです。病院によって胎動カウントの方法や1日に行う回数も異なるので病院にかかられた際、胎動カウントに関して聞いてみると詳しく教えていただけ、パンフレットや記録用紙も貰えると思います。(看護師)

お腹の中の赤ちゃんの動き、少なくなると心配になるママは多いと思います。必要に応じて病院に相談してママの不安が解消されるといいですね。

参考文献 :
エビデンスをもとに答える 妊産婦・授乳婦の疑問92 南江党 2015年 出版 病気がみえるvol.10: 産科 第3版 メディックメディア 2013年 出版


2018/09/17

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