食べられない

ひどいつわりがお腹の赤ちゃんの成長に悪影響がないか不安です

個人差はあれど、つわりで苦しむママは多いものです。今回は、妊娠判明時より激しいつわりにおそわれて食事もあまり摂れず、お腹の赤ちゃんが心配で仕方がないママからお悩み相談を受けました。専門家から、ためになるアドバイスが寄せられましたよ。

ママからの相談:「ひどいつわりでまともな食事が摂れていません。胎児の成長に悪影響はありますか」

妊娠がわかってから、ほぼすぐにつわりが始まりました。とにかく気持ち悪くて一日中動けない状態です。食事を少しでも口にすると、すぐに吐き気がしてひどい時には嘔吐してしまいます。水も吐いてしまうこともあるので、何も口に入れたくありません。体重も、この1ヶ月で3kgも減ってしまいました。こんな状態でお腹の胎児の成長に影響がないか、ものすごく心配になっています。ひどいつわりの間も赤ちゃんの成長に影響は無いのでしょうか。(20代・女性・妊娠8週)

大丈夫です。赤ちゃんは順調に成長しています。

つわりの時期はママが食べられなくても、ママの身体の中に蓄えられた栄養で赤ちゃんは育ちます。

つわりの症状は様々ですが、吐きづわりは特に辛いと思います。この時期は食べられなくても、ママに蓄えられた栄養で赤ちゃんは育ちますから、「食べられる時に食べられるものを」の気持ちで乗り越えてください。(看護師)
妊娠初期の赤ちゃんは、母体がつわりで食事を思うように食べられず栄養摂取がうまくいかなくても、卵黄嚢という組織から栄養をもらってすくすくと成長していきます。(看護師)

つわりがひどいときにオススメの食べ物は何でしょうか。

食べられるときに食べられるものであれば良いですが、水分は少しずつでも必ず摂るようにしてください。

水分は少しずつ飲みましょう。水も吐く時は氷を口に含んでください。臭いのきつい食材は避け、温かいものは冷ましてから召し上がってみてください。ゼリー・アイスクリーム・豆腐など、冷たくてツルっとしたものが摂りやすいかと思います。また、手元に食べやすいものや好きなもの、例えば小さいおにぎり・菓子パン・クッキーなどを置いておくといつでもつまめます。(看護師)

妊娠悪阻であった場合、放っておくと赤ちゃんのこと以前に母体の生命に影響を及ぼす場合も。

辛い時は無理せず、昼間でも横になって休んでください。それ以上、体重減少が進むようでしたら、医師に相談して栄養剤の点滴などを受けてもらうのも一つの方法です。(看護師)
つわりで体重が3kg減少し、水分も摂れないとのことですが、妊娠していない時の体重から5%以上の体重減少となってくると、妊娠悪阻と言って病的なつわりであるといえます。病院で吐き気止めの入った点滴をしてもらったり、制吐薬をもらったりすると多少は改善して少し食べられるようになるかもしれません。水分も摂れない場合は、母体の脱水の心配もありますので、次の健診日を待たずに受診をして医師に相談しましょう。(看護師)
もし、妊娠悪阻であった場合、放っておくと赤ちゃん以前に母体の生命に影響を及ぼす場合もありますので、我慢や無理は禁物です。(看護師)

つわりには必ず終わりが来ます。しかし、無理は禁物です。水分も摂れない場合やあまりにも辛い場合は、次回の予約を待たずにすぐ受診し、かかりつけ医に相談して下さい。気になる赤ちゃんの様子も分かれば、なお安心して乗り切れると思います。


2018/09/23

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