会陰切開

お産の時の会陰切開を予防するのに良い方法は?

出産では、会陰切開をする場合もあります。
今回は会陰切開に不安を持っている方からの相談です。
会陰切開をしないための会陰マッサージや出産の時の注意点について看護師さんからお話をしてもらいました。

妊婦さんからの相談:「会陰切開が怖いです。マッサージなどで予防できますか?」

出産をしたことのある方に聞いた話だと、ほとんどの人が会陰切開をしたと言っていました。 切開せずに無理に産んで裂けてしまうよりは、会陰切開した方が術後の治りも良いということは分かっています。しかし、場所も場所なのでとても怖いです。 人によっては切らなくても良いことがあると聞きました。調べてみると温めたりマッサージをしたりするのも良いとネットにあるのも見ました。 本当にマッサージなどをするだけで会陰切開しなくても済むのでしょうか?おすすめの方法があれば教えてください。(28歳・女性)

会陰切開するかどうかは個人差が大きいです。

会陰切開の予防方法として、会陰が裂けないように会陰を伸ばすマッサージなどがあります。確かに会陰は伸びやすくなりますが、個人差も大きいことを理解しましょう。

個人差があり、マッサージをしていても切開される場合がありますし、マッサージしていなくても切開されない場合もあります。少しでも会陰切開を避けるために、妊娠28週を過ぎたころから医師に相談してマッサージを始めます。ホホバオイルなどをつけた指で、膣の肛門に近いの部分を肛門の方に押すようにします。圧をかけるのは、膣を時計に見立てて3~9時方向です。尿道の方には力を加えません。5分くらいUの字を描くようにマッサージします。温めるのも血行がよくなり、会陰が伸びやすくなると言われています。た だ、お腹が大きくなってくると手が会陰に届きにくくなり、マッサージができないと言う声も聞きます。(看護師)

産むときにも気を付けるポイントがあります。

会陰裂傷や会陰切開を避けるためには、赤ちゃんの頭がゆっくりと出てくるようにすることが大切です。お産の時は、できる限り助産師さんなどのアドバイス通りに呼吸を整え、いきむようにしましょう。

赤ちゃんがゆっくり出てくることが大事です。助産師や医師の声をしっかりきいてゆっくり深呼吸と努責(いきみ)をするように意識してください。 でも、会陰が裂けるよりも切開をした方が良い場合があります。赤ちゃんが苦しそうだと早く出産できるように切開することがあります。会陰の傷が深く複雑になるのを防ぐというメリットもあります。個人によって状況が変わりますので、一概に会陰切開をしないほうが良いと言えないのが現状です。医師や助産師は基本的に会陰を保護して、できるだけ切開しなくても良いように努力してくれます。 また、会陰切開時は注射のちくりとした痛みはありますが、切開自体は、陣痛に合わせて行うためほとんど痛みを感じません。どうしても切りたくない場合は、バースプランとして助産師や医師に希望を伝えてみるのも良いでしょう。(看護師)

会陰切開は想像すると不安になりますが、多くの人が経験しています。
個人差があるため、マッサージで確実に予防できるものではありません。
また、いきみ方などでも大きく変わります。
しかし、会陰が伸びやすくなりますし、マッサージをすることで、少しリラックスしてお産にのぞめると思います。


2018/09/21

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