妊娠初期の食べ物 

2018/09/22

気にしていなかった食生活、赤ちゃんに影響はある?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

気にしていなかった食生活、赤ちゃんに影響はある?

妊娠前まで、食事内容を気にしない人は多いです。
質問者さんもそうだったようですが、妊娠が分かった後に今までの食事内容が不安になっています。
妊娠前の食事は影響するのか、看護師さんに答えて頂きます。

妊婦さんからの質問:「妊娠が分かるまでの食事内容は赤ちゃんに影響しますか?」

妊娠が分かるまで、多量にお酒を飲んだり、体に悪いものを食べたり、貝などの海産物の食べ放題に行ったりしていたので、お腹の赤ちゃんに悪い影響が無いかとても心配です。
とくに貝の食べ放題が気になります。貝は泥のなかに潜っているので、重金属や放射性物質など溜め込んでいる気がして怖いです。また、外国産の食品なども気にせず食べていました。残留農薬や、遺伝子組み換え野菜、変な肥料や保存料が使われていて、お腹の赤ちゃんに障害が出てしまったらどうしようとついつい怖いことを考えてしまいます。妊娠前から暴飲暴食していたので、悪い物質が体に蓄積されている気がするのです。
やはり赤ちゃんに良くないでしょうか。とても不安なので、今からでもなんとかなる方法があれば教えて頂きたいです。不安でたまりません。(30代・女性)

赤ちゃんの影響はほぼないと考えられます。

妊娠超初期の時期の食事内容は胎児にはほとんど影響しません。
心配することはないと思いますが、食中毒の可能性があるものは注意して食べましょう。特定の栄養素も、異常な量ではなく普段の量を食べるくらいで問題になることはないでしょう。

ただ、妊娠する4週間前から妊娠12週頃までは、特に葉酸の摂取が重要とされています。なぜかと言うと、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発生を減少させると考えられているからです。食事と並行して、葉酸サプリメントでは1日当たり400μgの葉酸を摂るようにするといいですね。

妊娠が分かる前の妊娠超初期では、アルコールや薬物などの影響はほぼないとされています。生ガキのように、魚貝類は生で摂取するとノロウィルスなどの食中毒を引き起こす可能性があります。また、食べる量に注意が必要なのは、水銀を含むマグロ・金目鯛などですが、刺身なら1人前、切り身でも1切れくらいでしたら問題ありません。妊娠前に暴飲暴食をしていても、直接的な問題はないことが多いです。胎児の成長をみながら医師に相談してください。(看護師)

妊娠前から食生活を見直している人は少数です。

多くの人が妊娠前は好きなように食事をとっています。
今、妊娠しているのでしたら、今までの食事内容はあまり気にしても仕方がありません。それより、これからの妊娠期間で自分ができることを考え、赤ちゃんのためにも良い食生活をしていきましょう。

本格的に妊活をしている人以外は、食生活を気にされていない方が多数です。今から10ヶ月間、赤ちゃんを育てるための生活を考えましょう。貝も食中毒を起こしやすいので、しっかりと火を通すか控えるようにしましょう。遺伝子組み換え、肥料や保存料に関してですが食べても問題ありません。
まず赤ちゃんに必要な栄養を摂るためにバランスの良い食事を心がけ、生ものは食べないようにすることから始めると良いですね。基本的には一般的な規則正しい生活をしていただければ大丈夫です。厚生労働省が出している食事についてのパンフレットがありますので、是非参考にしてくださいね。
厚生労働省:妊娠中と産後の食事について (看護師)

このように、超初期の妊娠中の食事はあまり影響ありません。
また、添加物などを気にするのは良いですが、神経質になりすぎずに食事をしましょう。極端に偏った食事をとらずに、バランスの良い食事なら大丈夫です。

参考:
厚生労働省 神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について(2000年)
日本人の食事摂取基準2015年版

    
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