陥没乳頭

完全母乳で育てたい!陥没乳頭でも大丈夫?

今回の相談者は、完全母乳での育児を希望していますが、陥没乳頭のため無事に母乳が出るか不安に思っています。食生活についても、母乳育児にはどのような食事が良いのか気になっています。専門家はどのようにアドバイスしているのでしょうか。

妊娠30週のプレママからの相談:「完全母乳で育てたいです」

初産になる私は今妊娠30週で、いよいよ出産に近づいてきていますが、母乳のみで育てたいと思っています。そのため、今妊婦健診のついでに母乳が出るようにマッサージを受けていますが、どうも形が悪いのか、先が陥没して、なかなか出そうにありません。今は市販のミルクもたくさん売っていて栄養価の高いものもたくさんあるとは思いますが、どうしても触れ合いを大事にして完全母乳で育てたいです。どのような食生活が母乳育児にいいのか、その他アドバイスがあれば教えてください。(30代・女性)

陥没乳頭には専用の器具で改善を図りましょう

陥没乳頭は、改善するための専用の器具があります。出産前から使用できるケースもあるようなので病院に相談してみましょう。

陥没乳頭をひっぱり出す商品があるので、切迫早産のリスクがなければそういったものを使っていきましょう。(看護師)
乳頭吸引器は、陥没乳頭に対し陰圧をかけることで乳頭を引き出し、陥没乳頭の改善をはかることができます。また、母乳の出がよくなるように、乳頭の刺激器具としても活用できます。ニップルフォーマーも同様に、日々直接おっぱいに装着する事で、陥没した乳頭の突出を促すことができます。両方とも市販されており、薬局や赤ちゃん用品店で購入することができるので、試してみるのも良いと思います。 (看護師)

母乳の出を良くするためには食事だけでなく様々なアプローチを

母乳の出を良くするためには、バランスの良い食生活に加え、身体の循環を良くしたり、分娩後は継続的に授乳による乳頭への刺激を与えたりすることが肝心のようです。

母乳の出を良くする食事に関しては、明確な根拠がないのが現状です。水分をたくさん摂り、特定の栄養素が不足しないようバランスよく摂取すると良いとは言われています。(看護師)
母乳分泌には循環を良くすることも大事なので、普段から肩を回したり足湯をしたりするもの良いかと思います。乳房を温めるのもいいですね。(看護師)
母乳分泌を良くするには、産後間もなくの時期が一番肝心です。産後すぐから継続的に授乳または、乳頭の刺激をすることが大切です。なぜかというと、乳頭を吸われると脳から母乳を作るホルモンと母乳を出すホルモンが出てきます。そのホルモンによって母乳が作られて出てくるのです。その母乳を赤ちゃんが吸って、またホルモンが出て母乳を作るというサイクルができます。それがうまく行くようにエンジンをかける時期が大切です。、母乳が出始めて赤ちゃんが満足できるようになるまで、時間や回数を決めずに赤ちゃんが欲しがる度に、母乳が出ていなくてもおっぱいを吸わせること、最低でも1日に8回以上の赤ちゃんへの授乳(赤ちゃんによる乳頭への刺激)をすることが肝心です。(看護師)

完全母乳への取り組みは、陥没乳頭の改善や様々なアプローチ方法があるようなので、できることから始めてみましょう。また、完全母乳でなくても赤ちゃんと触れ合うことは可能ですので、母乳育児が上手くいかなくてもストレスを溜めることのないように心掛けましょう。


2018/09/22

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