子供の食事

2018/10/11

緑の野菜を吐き出してしまう2歳児、このままで大丈夫?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

緑の野菜を吐き出してしまう2歳児、このままで大丈夫?

ブロッコリー以外の緑の野菜を食べなくなってしまった2歳児についての相談です。無理やり食べさせるとさらに嫌いになるのでは、と心配しているようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「緑色の野菜だけを食べなくなってしまいました」

離乳食が始まったころは緑色の野菜が大好きだった息子は、2歳になる直前から緑色の野菜を食べなくなってしまいました。トマトや人参など、緑色でも例外でブロッコリーだけは率先して食べてくれるのですが、葉物を中心に口には入れてくれるものの、すぐに吐き出したり、ひどいときには飲み込んでもいないのに吐きそうになったりします。
特にアレルギーとかではないため、親としてはもちろん栄養ある物なので「好き嫌いせずに食べなさい!」と言いたいところなのですが、無理矢理食べさせてしまうと嘔吐してしまうのではないかと懸念しています。また吐く行為により、より緑の野菜への抵抗感が強くならないか心配です。ただ、多少の野菜は食べているものの、子どものうちから偏った食生活をさせてもいけないのではないかと思うと、どうしたらいいのか悩みに悩んでおります。他の食材に隠してみたりもしているのですが、すぐにバレてしまいます。元々は野菜の方が好きだったので、今だけだからと少し割り切って無理矢理食べさせずに様子を見たほうがよいでしょうか。(20代・女性)

無理強いせず、楽しく食事ができることを優先しよう

子どもの舌は味蕾(みらい ※食べ物の味を感じる小さな器官)が多く、野菜の苦みに敏感だと指摘がありました。食事が嫌になってしまわないよう、楽しく美味しく食事することを優先するとよいようです。

2歳で、トマト・人参・ブロッコリーを嫌がらずに食べられることは素晴らしいことです。それだけでも十分に褒めてあげてくださいね。緑の葉野菜は味気がなかったり、苦味があったりして好まない子どもは少なくありません。ピーマンやレタスなどの苦味のある野菜は、今はまだ苦味を強く感じる子どもがそのまま食べるには難しいでしょう。(看護師)
まずは、食事が嫌になってしまわないよう、楽しく美味しく食事ができることが基本になりますので、頑張りすぎず肩の力を抜いてくださいね。そして少しでも食べられたときはたくさん褒めてあげてください。(看護師)
質問者様がおっしゃるように、吐き出しているのに無理やり食べさせ続けていると、緑の野菜が嫌いになるだけでなく、食事自体が楽しくない時間になってしまいます。しかし、栄養面を考えると緑の野菜は食べてほしいものなので、調理法を工夫してお子様が美味しく食べられる方法を探してみてくださいね。(看護師)
今はイヤイヤ期に入る時期でもあります。もっと食事が難しくなる可能性があります。お母さんがストレスを感じずに食事の楽しさを伝えることが最優先です。食べられるものを伸ばし、食べられないものはゆっくり食べられる時期を待つようにしましょう。(看護師)

味付けや調理法を工夫してみよう

味付けや調理法を工夫して、味や食感を徹底的に隠してみることが提案されています。

単純に隠す(見えなくして口に入れる)のではなく味付けや調理法を工夫してみてはどうでしょうか?例えば、細かく刻んでハンバーグやコロッケにしてしまうくらい隠してしまうのはいかがでしょうか?(看護師)
2歳であれば大人と同じようなメニューを食べられるようになっていると思いますが、緑の野菜だけは細かく切って食感をあまり感じないようにしてはいかがでしょうか。また、緑の葉野菜は青臭さも感じやすいので、しっかり加熱してあげるのもよいでしょう。それでも吐き出してしまう場合は、ミキサーやブレンダーでペースト状にして、カレーやハンバーグなどに混ぜたり、野菜のポタージュスープを作ったりしてみるのはどうでしょうか。(看護師)

子どもに無理やり緑の野菜を食べさせようとするのではなく、楽しく美味しく食事ができることを一番に考えることが勧められています。ペースト状にしてカレーに混ぜてしまうなど、味付けや調理法を工夫して徹底的に隠してみるのもよいようです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加