教育

【イクリレ】枡田絵理奈さん③ ~あえて給食。ジュニア・アスリートフードマイスターを持っていても給食を選ぶ理由とは~

24時間365日一緒。今は子どもとの時間を大切にしたい

貞松:イクメンの基準はどこからだと思いますか?

枡田:そうですね…子育てを、「手伝うもの」ではなく「やるもの」だと思っている人はイクメンだと思います。奥さんの手伝いをしてるから俺イクメンでしょ、と言っている人は違うかなと。二人のことって考え方があるなら、全部じゃなく得意なことだけやってくれればいいと私は思ってますね。

貞松:枡田さんは考え方がどれもポジティブですよね。性格がいいのか、悩みを聞きたくても無さそうなんですよ。

枡田:あります、あります。でもたしかに…寝たら忘れるタイプです。(笑) 今の悩みは子どもがやんちゃすぎることですね。走るのが速すぎてデパートで見失ってしまうとか、公園で遊んで私が先にバテてしまうとか。最近は夕方の公園を狙い目にしていて、夕方だと小学生が子どもと遊んでくれるんです。それで5時のチャイムが鳴ると、お兄ちゃんたちも帰るから帰ろう、って帰ります。 「イヤイヤ期」が終わったところなので少し楽ですね。

貞松:保育園や幼稚園は利用されていますか?

枡田:まだ使ってないです。3歳になるまではなるべく一緒にいてあげたい気持ちがあるので、基本的には24時間365日一緒ですね。仕事現場へも連れて行って、そこでシッターさんにみてもらったり。今日は広島から東京へ連れてきて、私の実家の両親にみてもらっています。

子どもには自由な選択をして欲しい

貞松:現在「幼稚園」と「保育園」と「子ども園」(保育園と幼稚園が一緒の幼保一元化施設)がありますが、どういうところを選びますか?

枡田:認定子ども園と幼稚園の中で候補を探しているところです。

貞松:食育はどうですか?

枡田:気にはしています。私は「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を持っていて、食育の資格の勉強も今していますが、みんなと同じものを食べることもすごく大事だと感じています。
親と食べると甘えがあるし、食材をどれだけ工夫しても好き嫌いがあって「ばっかり食べ」をしてしまうんですが、今の習い事で出されているお給食は、毎回「完食しましたよ」って言われるんです。周りがおいしそうに食べていると、「あれ?おいしいのかな」って食べるんだと思うんです。
私もバラエティ豊かな食事を出すようにしているけど、それでも料理の癖はあるはずなので、ほかの人が作る味付け、違った食材の選び方、組み合わせを知った方がいいのかなと。給食の方が負担が少なくてありがたいというのももちろんありますが、そういう意味でも給食のある幼稚園に魅力を感じます。

貞松:実は『食育基本法』は農林水産省が作っていて『食育ガイドライン』は厚生労働省が作っている。だから保育園によって食育の取り組み方って本当に違うんです。
さきほどの「みんなと同じもの、同じこと」という共同生活は食事に限らず発展性があるのですごく大切だと思います。集団生活ですよね。
まもなく幼稚園とかではじまりますけど、施設にはどういうことを求めますか?

枡田:今ちょうど選んでいる最中で、ホームページなどを見ていても本当に幼稚園によって色が違うなと思います。小学校に入るまでに読み書き計算の基礎を教えます、というところもあれば、厳しいスポーツするところも、とにかく遊ばせますというところもあって。我が子にはどれが合うのか…うちの子は走るのが大好きで元気いっぱいなんですが、座って習う小学校に馴染めるようにした方がいいのか、せっかくの元気を活かして好きなだけ駆けまわれる方がいいのか、自分が別人になるくらい毎日考え方が変わります。

貞松: 今年の4月から施行された「保育所保育指針」では、就学前の児童は「一人ひとりに合わせる」教育が前提なんです。だからそういう方針を持つところが良いかなと思うんですが、ただ技術的にはすごく難しいんです。やはり子どもについて勉強していかないとできないことで、これが保育の専門性そのものなんですよね。それを判断するために「一人ひとりに合わせるって具体的には?」と問い合わせる保護者もいないでしょうけど。
いろいろ今検討されているところなんですね。

枡田:はい。最終的には子どもと一緒に見学に行って、一番楽しそうな顔をしたところにしようかなと考えています。ただ園の規模も、広くて大人数のところと、アットホームで小さく縦割り保育のところとあって、それもどちらがいいのかなと。

貞松:2歳くらいまでは保育者との信頼関係が大事ですが、3歳からは友だちと遊び出すんです。そうなるとルールを守らないといけなくなる。それを同い年の子とするのか、違う歳の子とするかで、都心は一人っ子が多いので歳が違う方が人気なんですが、兄弟がいるなら同い年でもいいかもしれません。枡田さんはあまり子どもに「こうなってほしい」というのがなさそうですね。

枡田:そうですね。私自身、母がピアノの先生で、音楽の道へ進むのが当たり前という敷かれたレールの上を歩む人生だったんです。でも結局、高校生でアナウンサーという夢を見つけて、それを家族も応援してくれました。ピアノをやらせてもらってとても感謝していますけど、私は親としては、選択肢の種をいっぱい蒔いてあげて、その中で好きなものを選んでほしいなと思っています。

第三回目は園の選び方についてお話しをお伺いしました。お子さんへの愛情が伝わるお話しでしたね。第四回目は仕事と子育ての両立について伺います。次回もお楽しみに!


2018/10/05

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この記事の監修/執筆

イクリレ編集部