入浴

子どもが嫌がるお風呂や洗髪、どうしたらいいの?

小さいお子様の入浴には苦労しますね。特に洗髪は怖がる子どもも多いので、悩みの種になっています。今回は2歳の娘さんを持つママさんからの相談です。娘さんにお風呂に入ろうと話しても、なかなか素直に応じてくれないようです。どうしたら嫌がらなくなるのか、よい方法があれば知りたいと希望されています。専門家からのアドバイスを見ていきましょう。

2歳児のママさんからの相談「娘がお風呂に入りたがらない」

2歳の娘を持つ母親です。毎日お風呂に入れるのが大変で嫌になります。どうやら頭を洗うのが嫌なようで、あの手この手で誘ってもなかなか入ろうとしません。最終的に「怖いものが来るよ!」と脅してお風呂に入れる毎日…それにも少し抵抗があります。お風呂でのお気に入りのおもちゃなどがあるのになかなか入ろうとしない娘。私は美容師なので洗髪は目に入らないよう、水の音がしないよう、できるだけ恐怖心を植え付けないようにやっていますがどうしても嫌がります。膝で寝かせてすすいだり、座った格好で流したりと工夫しているつもりですが一向に改善されません。どうしたらよいのでしょうか。 (42歳・女性)

お風呂と洗髪を嫌がるのは怖がっているのかも

水が目や顔にかかるのを怖がるお子様は多いのではないでしょうか。怖いというイメージが強くなるとお風呂を嫌がるのも頷けます。

シャワーが怖いのか、目にシャンプーや水が入るのが嫌なのか、目をつぶることが怖いのか。2歳なので、原因を話すのは難しいかもしれませんが、実践しながら「これは?いやなの?」などと聞いてみるとうまく聞き出せるかもしれません。原因が特定できなければ、理由なくお風呂を嫌がっていることもあります。(看護師)
脅してお風呂に入れることをしてしまうと、よりお風呂が嫌になってしまう可能性もあるので、「怖いものが来るよ」と言って聞かせるのはなかなか解決にはつながりにくいと思います。また、2歳のイヤイヤ期ならではの悩みかもしれません。いろいろと試しながら、しばらくお子様の様子を観察してみるのもよいかと思います。(看護師)
子どもが頭を洗うのを嫌がることは珍しいことではありません。本当に水の音や流される感覚が嫌な場合もありますが、嫌だ・怖いといった先入観が強くなって拒否している可能性もあります。質問者様も脅してお風呂に入れるのには抵抗があるとおしゃっていますが、やはり脅してしまうとお風呂が怖いというイメージがつきやすくなってしまうので控えた方がよいと思います。(看護師)

お風呂と洗髪を楽しい時間にするには?

楽しいと思える空間に工夫するとよさそうです。入浴を楽しい時間と思えれば、お子様も喜んでお風呂に入るようになることでしょう。

シャンプー中に気がまぎれるように歌を歌ってあげたり、安心できるようにお母様の胸にお子様の胸をつけて抱きかかえながら洗い流したりすることも試してみてください。お風呂が楽しい思い出になるように新しいおもちゃを使用したり、シャンプーが終わったらご褒美に少し遊ぶ時間を設けたりと、さらなる工夫をして根気よく頑張ってみてください。(看護師)
毎日の負担を少しでも減らすためには、髪を短くしてしまうというのもひとつの方法ですね。女の子なのでそれなりにこだわりがあるかもしれませんが、今だけと考えましょう。お人形でのごっこ遊びができるならお人形にシャンプーさせてみたり、シャワーが嫌なら洗面器にお湯を入れてちゃぷちゃぷと洗ったりしてあげてください。霧吹きでシュッと髪を濡らして拭いてあげてもよいでしょう。美容師ママさんの気持ちのいいシャンプーを喜んでくれる日が待ち遠しいですね。(看護師)
質問者様の場合、洗い方を色々と工夫されており、上手に洗ったり流したりされているようなので、お子様が頭を洗ったり流したりしているあいだに楽しく過ごせるように対策してみるのがおすすめです。例えば、歌や手遊び歌を歌う、10まで数える、などという方法がありますが、お母様が主体でやるよりもお子様に歌ってもらう方がおすすめです。まだ歌うのが難しい場合はお子様が合いの手を入れられるような歌もよいと思います。(看護師)
頭を流しているときに見えるところにお風呂用のポスターなどを張っておき、「うさぎさんいるかな?」など質問してみたり、手先を使って遊べるようなおもちゃを持たせておいたりしてもよいと思います。お風呂は毎日のことなので大変だと思いますが、なるべく楽しい雰囲気になるように心がけてくださいね。(看護師)
お風呂に行くこと自体怖くなっているようですから、洗髪や体を洗うなどをやめてお風呂の中で遊んでみたらいかがでしょう。「ママとお湯の中で遊ぶ時間」としてしばらく続けてみてください。お湯につかるだけで、汚れのほとんどは取れていますから。(看護師)

子どもが洗髪を嫌がるのは珍しいことではありません。それぞれの家庭で様々な方法を試しながら、その子にあった接し方を工夫していることでしょう。専門家の意見としても、原因を探りながらいろいろな方法でその子に合った楽しい空間づくりをしていくことを推奨しています。


2018/10/14

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