落ち着きが無い

落ち着きがなさ過ぎる7歳児…受診すべき?行くなら何科?

子どもの落ち着きのなさを心配するママは少なくないようです。今回は7歳の男の子についての相談です。興味のあるものに意識が移りやすく、学校ではセミを見つけては教室を飛び出し、買い物に連れて行けば迷子になることも珍しくないといいます。病院を受診すべきか悩むママですが、何科を受診すべきなのでしょうか。専門家に聞いてみました。

7歳児のママからの相談:「注意力散漫過ぎる性格」

落ち着きのない子は周りでも見かけますが、7歳の息子の場合、あちこちに意識が移り、他のことは気にせず、そちらに向かってしまいます。例えば、教室の外にセミを見つけたら捕まえようと飛び出して行きます。買い物に連れていった時も興味のあるものを見つけると勝手に離れていって迷子になることも度々です。周りの事が見えておらず、とても心配です。一度専門家に診てもらった方が良いのでしょうか。また、診てもらう場合は何科に連れていけば良いのでしょうか。(40代・女性)

早めに受診して子どもに合った対応を

いつまで経っても落ち着かない場合は早めに病院を受診するのが良いようです。

子どもの集中力は短く、小学校に入学したての頃は45分の授業を座って聞くことはとても難しいです。7歳以降から集中出来る時間が長くなり、決められた時間の中での集団生活に慣れていきます。時間が経過しても、すぐにどこかへいなくなる・ルールや規則を守れない・忘れ物が多い・片付けをしない・授業中に歩き回る等が続く場合、注意欠陥多動性障害の可能性があります。該当する点が多いなら専門医を受診しましょう。(看護師)
注意欠陥多動性障害は「障害」となっていますが、落ち着きがないことも個性・性格の一つとも捉えられます。ただ、迷子や事故などが起こる危険性がありますので、他の子より注意が必要です。学校の授業を受けたり集団生活をしたりする上で、その子に合った工夫が必要となりますので、専門家と一緒に考えていくと良いでしょう。(看護師)
専門家への相談を考えているということですが、お母さんに不安に思う気持ちがあれば、早めに相談した方が良いと思います。気が散りやすいこと以外にも、日常生活の様々な様子を総合的に把握した上でアドバイスがあるかと思います。(看護師)

精神科・心療内科・神経科を受診して

受診する場合は小児精神科・小児心療内科などがお勧めとの声がありました。

落ち着きがないということは、一つのことに集中することが難しいということでもありますが、お子さんは物事に取り組む時にしっかりと集中出来る時間はありますか。7歳の子どもはまだまだ好奇心旺盛で、仰る通り、落ち着きのない子は珍しくありません。(看護師)
7歳の男の子は、いろんなことに興味を持って好奇心旺盛な年頃です。注意が外れてしまい集中するのが苦手でも、何か出来ていることはありますか。まずは出来ていることをたくさん褒めてあげて下さい。(看護師)
わかっている情報だけでは何か診断名がつくかどうか断言できませんが、子ども自身が困っていることがあれば、早めに相談してみても良いかもしれません。子どもの心理面の発達で心配ごとがある時は、精神科・心療内科が専門になります。(看護師)
診療科は、小児精神科・小児心療内科・小児神経科・小児メンタルクリニック等を受診すると良いでしょう。もし多動性障害と診断されたとしても、それはその子が集中したり規則を守って行動したりすることが苦手なだけで、その子自身が否定されるものではありません。(看護師)
通常の精神科でも児童思春期を専門とした外来が併設している病院もあります。お住まいの市町村でも子どもの発達に不安がある時用の相談窓口があります。まずは市町村の相談窓口に連絡してみるのはいかがですか。専門の治療が必要であれば、紹介をしてくれるはずです。一人で抱え込まないで相談してみて下さいね。(看護師)
集中力は本来の性格だけではなく、関わり方や環境を工夫することで高めることができます。テレビは見せ方を管理すれば決して悪影響ばかりではありませんが、つけっ放しにしておくと、何をするにも気が散って目の前のことに集中しにくくなります。テレビは時間を決めて見せるようにして下さい。(看護師)
遊びに関しても、手先を使って工作を行う等、お子さんが集中出来るものを取り入れてみて下さい。7歳の男の子であればパズルやプラモデル等、お子さんの好みに合わせて選んであげると良いと思います。集中して作業した後に作品が完成すると達成感を味わうこともできます。(看護師)
子どもは達成感が得られると、自信を持ち、新たなことに挑戦しようとします。その挑戦の中でも集中力を使って真剣に取り組むようになりますので、少しずつ集中力が高まると思います。(看護師)
相談する窓口としては、小児科の医師でも良いですが、場合によっては病気のこと以外は専門とされていないこともあります。地域の保健師さんに尋ねるのが良いかと思います。(看護師)

関わり方や環境の工夫で集中力を高めることが出来るため、早めの受診が良いとのアドバイスがありました。市町村にも子どもの発達に不安がある場合の相談窓口が設けられているようです。

参考文献:
たまGoo!「【保育監修】集中力がない・落ち着きがない子どもになってしまう原因&親にできること


2018/10/28

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