フリースタイル出産

フリースタイル分娩ってどういうものなの?

出産方法の中でフリースタイル分娩というものがありますが、まだ一般的ではないようです。妊婦さんから具体的なメリットやデメリットはあるのか相談がありました。看護師さんからはどのような回答がきたでしょうか。

妊婦さんからの質問:「フリースタイル分娩の良い点と悪い点はありますか?」

そろそろ出産を迎え、陣痛がいつ来るかドキドキしています。初産なので、出産というものが全然想像できずにいます。そんな中、最近では分娩方法が様々あるという話を聞きました。友人でも無痛分娩をしようとしていたり、なかなか産まれずに誘発剤を使った分娩や帝王切開になったりと様々ですが、一番気になっているのがフリースタイル分娩です。自分の好きな体勢で出産ができるという分娩方法ということですが、フリースタイル分娩は普通分娩に比べて出産時間が短くなったりするのでしょうか?逆にデメリットはあるのでしょうか?(30代 女性)

フリースタイル分娩によって、出産時間が短くなる場合があります。

フリースタイル分娩は自分の好きな姿勢で分娩ができます。妊婦さんがリラックスする事で、良い具合に力が抜けるため分娩時間が短くなるかもしれません。

フリースタイル分娩は、椅子に座った状態・四つん這い・立ったままなど妊婦さんが楽な姿勢で分娩することができます。メリットとしては、楽な姿勢なので安産だった・分娩時間が短かったなどがあり、デメリットとしては、楽な姿勢なのに思ったより痛みが強かった・個室を確保しなければならないので費用がかかり、整った施設でなければ難しいなどがあります。(看護師)

普通分娩よりも出産時のリスクがあると考えられます。

フリースタイルには分娩が見えにくくなるというデメリットがあります。 一般的なお産の姿勢と違い赤ちゃんが出てくるところが見えにくいため、注意が必要です。

通常の分娩方法は足を開く姿勢ですが、この姿勢は分娩の状態が見えやすくトラブルに対応しやすいというメリットがあります。フリースタイル分娩の一番の目的は「産婦にとって一番楽な体位で分娩をすること」にあります。個々に合った方法で行えることが一番のメリットでしょう。赤ちゃんが出てくる部分が見えにくいので、介助者の力量によっては傷ができやすくなったり、陣痛の強さによっては赤ちゃんが飛び出てしまうデメリットもあります。(看護師)
「フリースタイル分娩」を取り扱っている施設かどうかを確認する必要があります。助産師の力量や医師の考え方も影響するため、行っていない施設もありますし、奨励している施設もあります。また、フリースタイル分娩を続行することによって、リスクが高まる場合や緊急の場合は、仰向けで足を開いた形の分娩に変更になります。(看護師)

フリースタイル分娩は好きな姿勢をとれるのが良い点ですが、分娩の様子がやや見えにくいことがあります。そうなると分娩時のトラブルがあった場合、対応が遅れる可能性もあります。このような点も踏まえ、医師にも相談して自分に適した方法を考えていきましょう。


2018/11/05

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