しつけ

トイレ後手を洗わない8歳児、洗う習慣をつけさせるには?

トイレの後の手洗いがなかなか身につかない8歳児について相談がありました。面倒くさがってすぐに忘れてしまうようですが、どうすればきちんと洗うようになるかについて、専門家の意見を聞いてみましょう。

8歳児のママからの相談:「息子がトイレをした後に手を洗わないことについて」

小学校3年生の長男にトイレをしたあとは必ず手を洗うことを言ってきかせてもなかなか実行してくれません。特にウンチをしたあとはお尻をトイレットペーパーで拭くから、石鹸をつけてよく手を洗いなさいと言っても手を洗いません。手を洗うということが面倒くさいと言うのです。「手に色々なばい菌がついているから手を洗うんだよ」と言ってもすぐに忘れてしまいます。きちんとトイレの後で手を洗うようにしてもらうためには、どのようなアプローチをすれば良いでしょうか。(40代・女性)

手洗いの必要性をわからせるための工夫とは

まずは、トイレ後になぜ手洗いが必要なのかを十分に理解してもらう方法についてアドバイスがありました。

手洗い・うがいや歯磨きなどの日常的な行為は、幼児期から習慣化されていなければそれを継続させていくのは難しくなります。また、小学生高学年になるとそれまで習慣化されていたことでも反抗してみたり、ふざけてやらなかったりもします。手洗いの必要性について言葉で理解できる年齢ですが、雑菌は目に見えるものではないため必要性を十分に理解し実行するには、動機付けが難しいかもしれません。(看護師)
「汚い」「ばい菌がついている」だけではなく、トイレには自分のウンチの菌だけではなく色々な人の菌がいて、きちんと手を洗わないとお腹が痛くなったり吐いてしまったりすることもあると説明してみてください。(産婦人科看護師)
手洗いの必要性は、絵本・動画などを活用して説明したり、大人が手洗いをする姿を見せたりすることも大切です。また、視覚的な方法では効果がなければ「手洗いチェッカー」など手に残っている雑菌を実際に見ることのできる機械を使い、体験させることも有効です。これには購入やレンタル費用がかかりますが、保健所など無料で使用できるところもあります。(看護師)

手洗いを楽しく習慣化させるための工夫とは

トイレ後の手洗いを習慣にする方法についてもアドバイスがありました。子どもが進んで手洗いできるよう、楽しみを取り入れるとよいようです。

手を洗わないのは何故だか聞いてみましたか? 何が面倒くさいのか尋ねてみてください。子どもなりの理由が何かあるはずです。石鹸で洗うのが面倒なのであれば自動で石鹸が出る商品を使うのも一つの手段です。また、理由を伝えて手を洗えた時は、たくさん褒めてあげてください。子どもは褒められると自尊心が高まってやる気が出ます。(看護師)
トイレの後に手を洗うという習慣が身につくまではうっかり忘れることもあると思うので、トイレに張り紙をする、手洗い場にお子様の好きなものをからめて目立つようにするなどの工夫をするのも良いと思います。(産婦人科看護師)
毎日楽しく手洗いできる環境作りも必要です。子どもが好きなキャラクターがついている本人専用のハンドソープやタオルを準備する・泡で出てくるハンドソープや紙石鹸などで遊びを取り入れる・手洗い後のアルコール消毒ジェルを準備するなど、子どもの興味が沸くようなものを活用しても良いでしょう。また、1回の手洗いにつき1つずつシールを張り、貯まったら何かご褒美があるなど、ゲームを取り入れることも良いでしょう。(看護師)

トイレ後の手洗いの大切さをわかってもらうため、言葉や視覚的な方法を使って、ばい菌についてもう一歩進んだ理解を得させることが勧められています。また、楽しく習慣化させるため、張り紙やキャラクターものを利用した手洗いコーナー、できた時にはたくさん褒めることなどの提案がありました。


2018/11/02

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