しつけ

双子の妹を噛んで泣かせてしまう姉…やめさせるには?

1歳半の双子の姉妹のママから、姉が妹を噛む癖があるという悩みが寄せられました。嫌なことがあると妹を噛んで泣かせ、言い聞かせても治らないようですが、このような行為の理由と止める方法について専門家の意見を聞いてみましょう。

1歳半の子どものママからの相談:「噛んだりつねったりして妹を泣かせてしまいます」

姉が妹を噛んだりつねったりする癖があります。何か自分にとって嫌なことや思い通りにならないことがあると、妹の肩や腕を噛み妹はギャン泣きします。噛んだりつねったりする行動は誰が教えたわけでもなく、何処で覚えてきたのか不思議ですので、その子の持つ動物的本能なのかと思ってしまいます。噛んで妹を泣かせる度に姉には言い聞かせていますが全く直る気配がなく、日に日にエスカレートしているようにも思えます。また双子ですとどうしてもお互いがお互いを真似ようとするので、最近では噛む行為を妹までが真似をし、姉を噛んだりするようになりました。こういった行為は何故起きるのでしょうか。また親はどのようにしてやめさせたらよいのでしょうか。(30代・女性)

気持ちを言葉で伝えられないことが原因

1歳の噛み癖は、言葉で気持ちを伝えられないために起こることが多いようです。

噛み癖は、時期によって理由や原因が違います。1歳の場合は、気持ちを上手く伝えられずイライラしたり、自分のものを取られそうになるなど嫌なことがあったりしたときに、言葉で伝えられないために噛んでしまうことが多いです。または、反対に気分がよく興奮したときに咄嗟に噛んでしまうこともあります。この時期に噛み癖がある子どもは、自分の気持ちを伝えられるようになりながら改善していくと言われています。(看護師)
噛み癖は「愛情不足である」という専門家と「愛情不足とは関係ない」という専門家で見解が分かれます。ただ、愛情は十分であってもそれが伝わっていなくて、親の関心を引きたい、かまって欲しい気持ちの現われが妹を噛んでしまう行為につながっている場合はあります。そのため、親が言葉や行動で子どもに愛情を表現することも大切です。(看護師)

噛んでしまったときはこんな対応を

噛んでしまったときにどう対応すればよいかについてアドバイスがありました。すぐに噛み癖が治るわけではありませんが、正しい対応を繰り返すことで、徐々に改善が期待できるようです。

噛んでしまったときは「ダメだということを伝える」と共に「気持ちを代弁する」ことが大切です。噛んでしまった場面では、噛む行為はダメなことであることをしっかり伝えましょう。そして、その後に「おもちゃが欲しかったの?」「上手くできなくて悲しかったの?」などと気持ちを代弁しながら理解している姿勢を見せると良いでしょう。(看護師)
嫌な気持ちになったとき、攻撃する前に話を聞いてあげられれば噛むことを防げるかもしれません。しかし、いつも子どものそばにいられるわけではないと思うので、噛んでしまったときはいきなり怒るのではなくその場で話を聞いてあげましょう。噛んだり、つねったりせずに解決できたときはたくさん褒めてあげましょう。これを繰り返していけば、少しずつ噛む回数が減ってくるのではないかと思います。(看護師)

1歳の噛み癖はほとんどの場合、言葉で気持ちをうまく伝えられないことが原因で、言葉の発達とともに改善することが多いようです。噛んでしまったときは、ダメだということを伝えつつ、子どもの気持ちを代弁して共感を示すようアドバイスされています。


2018/11/03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)