足のケガ

子どもが外で怪我をした時の対処法を知っておきたい

3人の子どものママから、外出時の怪我の対処法について質問がありました。専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「外出時の怪我について」

5歳、2歳、1歳の子どもがいます。下の子を常に抱っこしているので、なかなか上の子に目が行き届かず、とくに2歳の次男が怪我をします。長男と同じ遊びをするからです。先日も、舞台のようなとこで遊んでいたところジャンプをし、着地失敗。顔面から落ち上唇が腫れてしまいました。まずは、そういった危険な場所で遊ばせないことだとは思いますが、今回の悩みは怪我をした場合の対処法です。とりあえず、血を拭きました。この日アルコール入りのお手拭きを持っていたので消毒にもなるかとそれを使いました。泣いているのでお水で洗うことが出来ず、お茶を飲ませました(お茶でも殺菌効果があるかもという考えです)。お茶を飲めたので少し安心し、その後、落ち着かせると寝てしまいました。氷で冷やしたかったですが、痛がるので触れず、次の日病院に行き化膿をしないようにと薬を処方してもらいました。重症なのかどうなのかの判断や、怪我をしたときの対処法、親の心情はどうあればいいのか、3人の子を持ちこれからも更にこういう経験をすると思うので改めて知識をつけて心構えをしておきたいです。(20代・女性)

手当ての仕方と救急車を呼ぶべき場合

怪我をした時の手当ての仕方と、どんな場合に救急車を呼ぶ必要があるかについて教えていただきました。

怪我をした時の対処法ですが、すぐに手当てをして早めに小児科を受診する流れで概ね間違っていません。手当ての仕方については「RICE」が基本になります。Rは「rest」=安静、Iは「icing」=冷やす、Cは「compression」=圧迫、Eは「elevation」=挙上です。例えば足を怪我した時、出血があれば圧迫して止血します。横になって安静にして、心臓より上の高さに足を挙上すると多量の出血をしても心臓に血液をなるべく送れるようになります。(看護師)
子どもがじっとしていれば問題ないのですが、どうしても動いてしまうと思います。できる範囲で圧迫して止血をして、まずは安静にさせましょう。できれば患部を冷やした方が効果がありますが、冷やすことで余計に嫌がって動くようであれば、安静を優先させると良いです。(看護師)
子どもが怪我をした時の対処法は、怪我をした部位や傷の状態によって違いますが、まずどんな怪我でも傷に対して消毒は必要ありません。それよりもまず流水で洗い流すことが最優先です。(看護師)
もし、傷が大きく出血が多い・出血が止まらない・骨や関節を怪我している(骨折の可能性がある)・指が切断されている・頭を打って意識が朦朧としているなどの場合は、救急車を呼びましょう。(看護師)
意識がない、うとうとしている、大量に吐く、大量の出血がある、骨が折れているなど明らかな変化があるときは救急車を呼びましょう。(看護師)

サイトや電話でのサポートを活用しよう

保健センターなどのパンフレット、インターネット上の信頼できるサイト、子ども医療電話相談などを活用するようアドバイスがありました。

怪我をした時の対処法についてですが、怪我の状況も様々なので一概にお話しするのは難しいことです。区役所や保健センターなどに怪我や病気の対応や連絡先をまとめてあるパンフレットなどがおいてあることがあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。(産婦人科看護師)
インターネット上でも、医師が監修している信頼のできるホームページで怪我の対応方法が説明されているものがあるので参考にしてみてください。状況別に詳しく説明があるホームページを1つご紹介します。(産婦人科看護師)
白クマ先生の子ども診療所「突発的な事故・ケガに関する緊急時対応方法
事前に怪我の対処法を調べていても、想定外の怪我をして慌ててしまうこともあります。迷った場合は、日中であれば念のため病院に行っておくと安心です。休日や夜間であれば、こども医療でんわ相談を利用すると良いと思います。全国同一の#8000の短縮番号に電話をかけることで、小児科医や看護師からお子様の症状に応じた適切な対処法や受診する病院等のアドバイスを受けられるサービスです。(産婦人科看護師)
厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)について

怪我をした時は「RICE」に則って手当てを行い、早めに小児科につれていくのが良いようです。出血や意識の状態により、救急車を呼ぶべきケースについてもアドバイスされています。症状別に詳しい説明が載っている信頼できるサイトや、子ども医療電話相談などの専門家によるサポートも活用するとよいようです 。


2018/11/07

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