食物アレルギー

ピーナッツバターのアレルギー、体質を改善する方法は?

ピーナッツバターにアレルギーがある子どもについての相談です。何かと一緒に食べさせるとアレルギーを起こさないなどの裏ワザや、体質を改善する方法があるのかどうかについて、専門家の意見を聞いてみましょう。

2歳児のママからの相談:「ピーナッツバターのアレルギー」

離乳食を始めた頃から、子どもがピーナッツバターを食べると身体中ぶつぶつができることに気づき、病院に連れていくと、ピーナッツバターのアレルギーだということがわかりました。当時、アメリカに住んでいたため、ピーナッツバターは主流で家にストックするほどありました。それから保育園などには必ず食べさせないようにと忠告するなど大変でした。アレルギー体質を改善する方法や、何かと一緒に食べればアレルギーは起きないなどはあるのでしょうか。(20代・女性)

命にかかわることもあるので注意が必要

ピーナッツのアレルギーは重症化しやすく、命にかかわることもあるため、注意が必要だと指摘されています。特に熱を加えたものは反応が強く出やすいほか、加工食品に少しだけ含まれているようなケースにも十分注意する必要があるようです。

ピーナッツアレルギーは、そばアレルギーと並んで重症化しやすい食物アレルギーのうちのひとつです。症状が軽く済む場合もありますが、アナフィラキシーショックを引き起こし、命にかかわることもあるアレルギー物質ですので、医師の指導のもと治療を進めていく必要があります。(看護師)
ピーナッツに含まれるアレルギーの原因となるタンパク質は、熱を加えることでさらにアレルギー症状を起こしやすくなると言われています。ロースト(焙煎)するとフライやボイルよりもアレルギー症状が強く出る可能性があるという報告もあります。また、加工食品・お菓子や料理に少量含まれているものも注意が必要です。(看護師)

体質改善は医師に相談しながら進めよう

上述のとおり、ピーナッツは重症化しやすいアレルギーなので、自己判断でピーナッツを食べさせることはしないようアドバイスがありました。アレルギーの体質改善は、医師と相談しながら進める必要があるようです。

アレルゲンが強いため、何かと一緒に食べさせたり、少しずつ食べさせたりして免疫をつけようとするのはお勧めできません。もし、摂取させる場合は、必ず医師に相談してください。一般的なアレルギー体質の改善のひとつに腸内環境を整えることがあります。乳製品・発酵食品・食物繊維などを摂取するとよいのですが、体質改善を試みる場合も、医師に相談してください。(看護師)

命にかかわることもあるため、加工食品に少量含まれているような場合にも十分に注意する必要があるようです。何かと一緒に食べさせるなどの方法はお勧めできないということです。腸内環境を整えることで体質改善されることもあるようですが、必ず医師に相談しながら進めていくようアドバイスがありました。

参考文献:
US National Library of Medicine National Institutes of Health
Effects of cooking methods on peanut allergenicity.

2018/11/17

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