調査・アンケート

10月はピンクリボン運動強化月間!「乳がん意識調査2018」実施

乳がんの意識調査を実施

株式会社エムティーアイは、運営する健康情報サービス「ルナルナ」内で「この5年で起きた変化とは?乳がん意識調査2018」を実施し、調査結果を報告しました。毎年10月は、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン運動」の強化月間です。

ルナルナでは、乳がんについての意識調査を5年前から実施しました。そこで、今回の調査では、この5年間で乳がんに対する意識の変化や未受診の人が感じている検診へのハードルを調査しています。

8割近くの女性が乳がんについて日々意識している

まず「乳がんについて意識したり、不安になったりしたことがありますか」と聞いたところ、「ある」と77.3%の人が回答しました。5年前の調査で同じ質問をしたところ、「ある」と回答したのは72%だったため、5%ほど増加しました。

続いて、「ある」と回答した人に理由を聞いたところ、

  • 1位「テレビや雑誌などで乳がんの報道をみて」72.8%
  • 2位「年齢とともになんとなく」48.5%
  • 3位「乳がん経験者が周りにいる」32.6%

との回答が上位に並びました。

乳がんのセルフチェックは6割以上が経験済み

乳がんのセルフチェックの認知度を調査したところ、9割以上の人が「自己検診(セルフチェック)、定期健診が早期発見につながる」と回答しました。セルフチェックの認知度は非常に高くなっています。

実際にセルフチェックをしたことがある人を調査するために、「乳がんのセルフチェックをしたことはありますか」と質問したところ、63.6%が「ある」と回答しました。5年前の59.1%から増加しており、増加傾向がうかがえます。
一方で、「セルフチェックの方法を知っているか」という質問では、58.7%が「知っている」と回答し、セルフチェックをしたことがあっても全員が正しいセルフチェックの方法を知っているわけではないようです。

<乳がんのセルフチェック方法>

★チェックタイミング:月経が終わって4~5日経った頃。(閉経後の人は、毎月、日を決めて行いましょう。)

①鏡の前で・・・
両腕の力を抜いて自然に下げ、左右の乳房の大きさや形に違いがないか、どこかにへこみやひきつれがないか、乳首がへこんだりただれたりしていないかを調べます。両腕を上げた状態でも同様に調べましょう。

②あおむけになって・・・
折ったタオルか枕を背中の下にいれ、左手を上にあげて頭の下に置きます。右手の指をのばしてそろえ、左の乳房の乳首から胸の中央部に向かって柔らかくすべらせるようにしてしこりの有無を調べます。上から下までまんべんなく行いましょう。

③あおむけになったまま・・・
次に左腕を自然な位置に下げて、乳房の外側の部分をわき側から内側に向かって指をすべらせて調べます。右乳房も同様に行いましょう。

④起き上がって・・・
右手の指をのばしてそろえ、左のわきの下にいれてしこり(リンパ節の腫れ)の有無を調べます。右のわきの下も同様に行い、最後に左右の乳首を軽くつまんで、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを見ます。

40歳以上は8割近くが受診

厚生労働省は、40歳以上の女性を対象に2年に1度の乳がん検診を推奨していますが、国内の受診率は44.9%(国民生活基礎調査(平成28年)より 過去2年間の検診率)と半数にも満たない状況です。
一方、欧米諸国は受診率70~80%を維持しており、比較すると日本は極めて低いことがうかがえます。

ちなみにルナルナユーザーにおいては乳がん検診を受けたことがあるのは全体の47.9%と、5年前の34.7%と比べて10%以上向上していました。また、検診が推奨されている40歳以上では、8割近くが乳がん検診を経験しています。乳がん検診を受けたことがない人に理由を尋ねたところ、「行きたいとは思うが、なんとなく行きそびれている」が約半数を占める結果でした。

また、「乳房の手術についてどう思いますか」と質問したところ、「抵抗を感じる」、「やや抵抗を感じる」と回答した人は8割以上でした。ただ、5年前の回答と比べて、1割ほど減っていることから、減少傾向にあります。
しかし、乳房の再建手術には一部健康保険適用が進んでいたり、再建技術も進化していたりと、その環境は変わってきています。最近では手術の形跡がわからないほどきれいに再建することもできるようです。

参考サイト

株式会社エムティーアイ プレスリリース(PRTIMES)


2018/11/06

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部