卵アレルギー

子どもの卵アレルギー、少しずつ食べられるようになる?

卵の白身や牛乳にアレルギーがあることが分かった子どもについての相談です。少しずつ身体を慣らすなどの体質改善に、どれくらいの期間がかかるのかについて、専門家の意見を聞いてみましょう。

11ヶ月の子どものママからの相談:「我が子に卵アレルギーがあるとは」

先日、卵の白身を食べさせたら全身に蕁麻疹が出てしまい、検査をしてもらったら卵アレルギーでした。少量の黄身は食べられるようですが、検査結果はどちらも陽性でクラスが高めでした。さらに牛乳も陽性だったので、ちょっと落ち込みました。小児科の先生と相談しながら、少しずつ口にして身体を慣らしていく方法が今はあると聞きました。小学生になるまでに体質が変わり、摂取できるようになればなぁと思ってはいるのですが、どれくらいの期間で体質は変わっていくのでしょうか。もちろん、個人差があるかとは思いますが、大変だと聞いたので心構えのために知りたいです。(30代・女性)

小学校就学ごろには8割が改善される

子どもの食物アレルギーは、身体の成長とともに改善する可能性が高いということです。個人差があるので断言できませんが、小学校就学ごろには8割が改善されるというデータもあるようです。

子どもの食物アレルギーは、消化器管が未熟であるためにアレルギー源となるタンパク質を上手く分解できないことにより起こると言われています。子どもの食物アレルギーは身体が成長しながら消化器管も発達していき、それに合わせて適切な治療を受けることで耐性を獲得し、改善していくことが期待できます。そのため、成長とともに改善する可能性が高く、小学校就学頃には8割が治癒すると言われています。(看護師)
子どものアレルギーは正しく治療すれば、早くて1歳半、遅くても6歳くらいまでには克服できるという説もありますが、おっしゃるように個人差がありますから、どれくらいの期間とは断言できません。数年に渡っても思うような成果がでず、途中で断念するケースもあります。(看護師)

体質改善は必ず専門医の指示のもとで

体質改善方法のひとつとして、少しずつ食べさせることが提案されていますが、危険を伴う場合があるため、必ず専門医の指示のもと行う必要があるようです。

アレルゲンと分かっていても、あえて少量から摂取させて免疫力をつける経口免疫療法がありますが、危険を伴う場合がありますから、この治療は必ず医師(アレルギー専門医)の指示で行ってください。(看護師)
食物アレルギーを持っているということはアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)を持っているということがいえます。そのため、食物アレルギー以外に、アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・花粉症など、アレルギーに関連する症状を発症する可能性があります。だからといって、神経質に対応するということではなく、今後も一番近くで見ているお母さんが子どもの症状を見逃さないように観察をしてあげましょう。(看護師)

子どもの食物アレルギーは成長とともに改善されることが多く、8割が小学校就学ごろには治癒するといわれているようです。しかし、食物アレルギーが改善しても、ほかのアレルギー症状を発症していないか注意して観察する必要があるとの意見がありました。


2018/11/18

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