友達とのトラブル

友達に約束をすっぽかされてばかり…どうしてあげれば?

小学生の娘が仲良しの友達に約束をすっぽかされてばかりだという悩みが寄せられました。親としてどうしてあげればよいのか、専門家の意見を聞いてみましょう。

8歳児のママからの相談:「友達との約束」

娘は小学校3年生です。週に何回か放課後、お友達と遊ぶ約束をして帰ってくるのですが、最近そのお友達に約束をすっぽかされてばかりで悩んでいます。本人はきちんと待ち合わせ時間、場所を約束して帰ってきていると言っているのですが、大概は待ち合わせ場所にいってもその友達はいません。だいたいは違う場所にいることが多いようです。親として娘にどのようにアドバイスすれば良いか、教えていただけますでしょうか。ちなみにそのお友達とは学校でもかなり仲良しのようです。宜しくお願いします。(40代・女性)

子ども自身に解決策を考えてもらおう

子どもたち自身で解決できるよう、具体的な助けを差し伸べる方法がアドバイスされています。

子どもたちの人間関係についてどこまで関わるべきなのか悩むところだと思います。基本的には見守って子どもたちで解決できることが理想です。まず、どちらが間違えてしまうのかは別として、子ども自身に約束を間違えてしまうことへの解決策はないか、考えてもらいましょう。(看護師)
小学生になると、親を介さずにお友達同士で約束をして遊ぶこともどんどん増えてきますね。子どもたちだけで約束をすることにより、時間や場所の設定といった約束の仕方や、予定を管理する力など社会性が少しずつ身についていきます。お子様が約束の時間や場所など具体的に理解できているか、お母様から質問して確認してみてください。(看護師)
約束の時間が大まかすぎたり、待ち合わせ場所が広範囲すぎてわかりにくかったりするとお互い約束を守ったつもりでもすれ違ってしまう可能性があります。お母さまが一緒になってより具体的な時間や場所の設定ができているか確認してみてください。(看護師)
解決策が見えてこないようであれば、 約束の方法を工夫するとよいかもしれません。例えば、メモに書いてお互い持って帰ったり、帰ってから電話で約束したりすると親も確認することができて安心だと思います。(看護師)

見守りながらもいじめには警戒を

友達を否定したり、話し合いを強要したりせず、見守ることが勧められていますが、いじめの兆候には注意する必要があるようです。

友達が約束を守ってくれないときの対応は、まず子どもの悲しい感情に共感してあげることが最も大切です。「悲しかったね」「約束したのにね」と、相手の友達を否定せずに子どもの今の感情に寄り添うことが大切です。友達のことを否定してしまうと、子どもに友達に対する否定的な感情を植えつける可能性があります。(看護師)
子どもが自ら、友達に自分の感情を伝えてみるという結論になればそれを支持してあげると良いですが「明日、お友達に話してみなさい」と言うと子どもにかえって負担をかける場合もあります。現在、友達との関係が良好であれば、子どもの感情に寄り添いながら様子を見て良いでしょう。(看護師)
年齢が上がればこのようなトラブルは減り、友達との相性が悪いと分かれば自分から離れていくこともあります。このような経験から子どもは対人関係を学んでいきます。そのため、親は直接的な介入はせず見守ることが大切です。ただし、子どもの様子に変化がある場合(部屋から出てこない・会話が少ないなど)や、友達を恐がっている・怯えているような様子がある場合は、いじめの問題などから担任教師に相談することも必要です。(看護師)

親が直接的に介入するのではなく、子どもたち自身で解決できるよう間接的に助けつつ、見守ることが勧められています。ただし、いじめとの関連を思わせるような兆候がないかどうか、子どもの様子に気を配ることも大切であるようです。


2018/11/30

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