しつけ

2歳になってから喧嘩ばかりの男の子の双子…どう対処すればいい?

子どもは成長とともに自己主張するようになりますが、時に喧嘩の原因となってしまうこともあるようです。今回は双子の男の子についての相談です。2歳になってから急に喧嘩をするようになった二人ですが、すぐに手が出てしまい、怪我をするのではないかとママは心配しています。どう対処するのが良いのでしょうか。専門家に聞いてみました。

2歳児のママからの相談:「喧嘩が激しい双子について」

男の子の双子ですが、2歳になってから急に競争心が出てきたようで、いつも2人で喧嘩をしています。仲が悪いわけではないのでしょうが、年齢的に自我のぶつかり合いになっていて、私が間に入らないと怪我をしそうな勢いです。男の子同士の双子なので、どうしても叩いたり大泣きしたりで、いちいち大ごとになってしまい、私としてもストレスが大きいです。「2人の世界があるのだから放っておけば良い」と私の母は言うのですが、男の子の双子はみんなこんな感じなのでしょうか。(30代・女性)

喧嘩しながら育まれるのが社会性と人間性

双子に限らず、喧嘩は社会性と人間性を身に着けるために必要な成長過程のようです。

双子であれ、歳の差のある兄弟であれ、友達同士であれ、子どもは喧嘩をしながら社会性と人間性を育みます。喧嘩するということは、自我が芽生え、自分の意志や欲求を認識・主張出来るということです。これは成長の証で、喜ばしいことです。喧嘩をしながら自分の感情や相手の気持ちにも気づくことが出来ます。自分の思い通りにならない状況で起こった感情や葛藤を通して、心を整理し解決していく過程はとても重要です。(看護師)
2歳の子どもは、自我が芽生え、ママの言うことと自分がやりたいことの違いが明確になってきます。自分の意思表示もはっきりするようになり、思い通りにならないと大泣きする等の癇癪を起こします。特に2歳の子どもの喧嘩の特徴は、➀おもちゃの奪い合い、➁すべり台等の順番の争い、➂言葉にうまく表せずに手が出てしまう、の3つに分かれます。(看護師)

危なくない限りは遠くから見守ってあげて

喧嘩が大きくなりそうな時以外は子ども達で折り合いをつけさせて、大人は遠くから見守るのが良いとの意見が寄せられました。

2歳では自分達だけで状況を整理・収拾する力がありません。言葉での表現も完全ではなく、自分の気持ちを表現し伝えることが出来ないため、更にフラストレーションが溜まる可能性があります。整理出来ない感情が暴力的な行為に発展する可能性もありますので、親が仲介してお互いの気持ちを代弁し、こういう状況ではどうしたら良いのか誘導してあげることも必要です。(看護師)
言葉はうまく話せても、自分の気持ちをどう表現したら良いかわからず、泣き叫んだり叩いたりして大喧嘩に発展します。しかし喧嘩は子どもが社会性を身につける上で必要なことです。基本的には子ども達で折り合いをつけて解決出来るよう見守るのがベストです。ストップしなければならないのは、怪我をしそうな時や自分を傷つける行為があった時です。そうでない限りは少し遠くから温かい目で見守ってあげましょう。(看護師)
喧嘩が大きくなったり奪い合いが収まらなかったりする場合は、一旦場所を変えたり、遊びを変えたりしましょう。奪い合いになっている物を回収して同じものや似たものを2つ用意して選択させるのも良いでしょう。喧嘩と暴力は違います。行き過ぎた行為はないか、親がしっかり注意することも大切です。物を投げる・叩く・噛む・掴む等、大怪我に繋がる行為は絶対にしてはいけないことを一貫して伝えましょう。(看護師)

喧嘩がエスカレートして暴力に発展しそうな時には親が間に入り、叩いたり噛んだりしてはいけないことを伝えていくことも大切とのアドバイスもありました。


2018/11/23

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