かんしゃく

スイッチが入ると暴力的になる2歳児、何か異常なの?

何かの拍子でスイッチが入ると暴力的になる2歳児についての相談です。何か異常があるのではないかと心配しているようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「2歳児で暴力的になるのは異常?」

2歳半の息子は、普段はおおらかで人なつこい性格なのですが、たまに何かの拍子でスイッチが入ると、暴力的になることがあります。お友達とおもちゃを取り合ったりして、自分が手に入れられないと、金切り声を上げてお友達をおもちゃで叩いたり引っ掻いたり。本人はパニック状態なので、怒っても諭しても効きません。イヤイヤ期なので仕方ないのかなと思いつつも「うちの子も泣きわめくことはあるけど、ぶったり引っ掻いたりはしないよ…」と言う人もいて不安です。正常な範囲内なのか異常があるのか、アドバイス頂ければと思います。(30代・女性)

コントロールできない感情の現れ

2歳児が暴力的になる原因と、スイッチが入った時の対処方法についてアドバイスがありました。

2歳児が暴力的な行動をするのは、感情や欲求をコントロールする能力が未熟なためです。2歳になると少しずつ出来ることが増え、言葉も発達し、自我が芽生えます。「やりたいこと」と「出来ないこと」の狭間で葛藤やイライラの感情が起こります。それがイヤイヤ・かんしゃくとなり表現されるのです。コントロールできない感情を、泣いたり、怒ったり、叩いたり、暴れたりすることで解消しています。(看護師)
かんしゃくを起こすには原因がありますので、どんなときにかんしゃくを起こすか、少し様子を見てあげてください。おもちゃをとられたのが原因であれば、お気に入りのものは同じものをふたつ用意しておくなど工夫をしておくとよいです。かんしゃくが落ち着いたら少しずつ友達との遊び方について教えてあげられたらよいかと思います。 (看護師)
スイッチが入ってしまうと怒っても諭してもきかないとのことですが、お子様がパニック状態になっているときは多くの声をかける必要はなく、お友達やお子様自身が怪我をしないように暴力的な行為を止めることに徹してください。お子様が落ち着いたころに、「おもちゃとられていやだったね」などとお子様の気持ちを代弁し、共感するように声をかけてあげてください。(看護師)

脳の発達につれて治まっていく

理性と言葉が発達すれば、かんしゃくは治まっていくようです。

非常に根気がいると思いますが、共感と代弁の繰り返しを通して、お子様が自分の気持ちを暴力的な行動ではなく、言葉で表現できるようになることを目指しましょう。イヤイヤ期は脳が発達することにより理性が働くようになればかならず終わりがきますので、悲観しすぎないようにしてくださいね。(看護師)
3歳頃までのパニックやかんしゃくは様子を見ていても心配はいりません。なぜ叩いたり引っ掻いたりしてはいけないのかはその都度お話してあげましょう。もし、5歳頃になってもかんしゃくを起こし、言葉での表現が難しい場合は、一度専門医に相談しましょう。(看護師)

2歳児がかんしゃくを起こして暴力的になるのは、感情をコントロールする能力が未熟なためで、脳の発達につれて治まっていくようです。5歳になってもかんしゃくを起こすようなら、専門医への相談が勧められています。


2018/11/23

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