友達とのトラブル

いつも一人遊び、誰かと遊ぶとケンカに…どうすれば?

保育園でいつも一人で遊んでいるという3歳児について相談がありました。友達を作って遊んでほしいけれど、ほかの子と遊ぶとケンカになるため悩んでいるようです。専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

3歳児のママからの相談:「同い年の友達との接し方が分からない」

3歳の娘のことです。上にお兄ちゃんが居るので生まれた時から常に遊び相手がいました。(主にお兄ちゃんの友達)自分から「遊ぼう!」と言わなくても、一緒に誰かと遊ばなくても、お兄ちゃんの友達と一緒に居るだけで友達と遊んだ気分で居たんだと思います。今春から保育園に入園したのですが、いつも一人で遊んでいるようです。本人も誰かと遊びたいというのはなく(本心かわかりません)遊具で遊んでいるようです。先日、園の子とおもちゃの取り合いになりケンカになったようです。誰かと関わって遊ぶとトラブルになるし、どうすれば友達と仲良く遊べますか。(30代・女性)

遊び方は段階的に発達する

3歳の段階では、一人遊び中心でも問題ないという指摘がありました。

3歳児であれば、まだまだ一人遊びが中心でも問題視する必要はありません。他の3歳児の子どもたちがお友達同士で一緒に遊んでいるように見えても、実際は同じ場所で同じ遊びをしているだけで、遊びの内容は一人遊びとほとんど変わらないということが多いと思います。(看護師)
4歳頃になると、遊びの中でお友達同士のやりとりや関わりが出てきますが、まだ協調性が十分でないため、上手く遊べないこともあります。お友達と協力して遊びを楽しんだり、集団でルールのある遊びが出来たりするようになるのは5歳頃からです。(看護師)
個人差はありますが、段階を経て少しずつお友達と一緒に遊べるようになるので、3歳のうちから無理にお友達と一緒に遊ばせようとする必要はありません。一人で集中して遊ぶことでしか学べないこともたくさんありますよ。保育園で他の子どもたちと同じ空間で過ごしているうちに、お友達のやっていることに興味が出てきたり、お話したい気持ちがでてきたりしますので、その時を気長に待ってあげてくださいね。(看護師)

ケンカも成長の良い機会

ケンカになることを過度に心配せず、社会性をはぐくむ機会と見ることが勧められています。

子どもにとってケンカをすることは社会性を学ぶ良い機会でもあります。ケンカをするということは、自分の意思があり、それを主張することができるということです。また、ケンカを解決する過程で、自分の感情に気づき、それを表現し、相手の気持ちを受容することも学びます。(看護師)
トラブルになるとどうしても、マイナスなことに目がいってしまいますが、ケンカしたときに手をあげなかったことや、最後はおもちゃを渡せたことなど何かできたことがあればたくさん褒めてあげてください。すると、ケンカをしてもお互い折り合いを見つける大切さを感じて成長してくれるはずです。(看護師)
おもちゃの取り合いも3歳児であればよくあることです。保育園のおもちゃはみんなで使うものであるということや、物の貸し借りのルール「かして」「どうぞ」「あとで」など繰り返し教えてあげてくださいね。(看護師)

3歳児では一人遊びメインでも問題なく、本当の意味で友達と遊べるのは5歳頃からのようです。おもちゃの取り合いなどのケンカもマイナス面ばかりではなく、社会性を学ぶチャンスととらえるようアドバイスがありました。


2018/11/27

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