離乳食 進め方

7ヶ月になっても離乳食が進まない…気長に待っていて大丈夫?

ミルクから離乳食への切り替えはなかなかスムーズにいかないこともあります。今回は7ヶ月の赤ちゃんについての相談です。手作りした離乳食も食べてくれず、ミルクばかり飲んでいるといいますが、このまま様子を見ていても良いのでしょうか。専門家に聞いてみました。

生後7ヶ月の子どものママからの相談:「離乳食の開始時期について」

現在7ヶ月の息子がいます。ミルクから離乳食へ切り替えていきたいのですが、本人が嫌がり、なかなか進みません。同じ月齢の子をみるともう離乳食を始める時期ではあるのですが、なかなかしっかりと食べてくれません。ミルクはよく飲みます。離乳食の作り方が悪いのか、与え方が悪いのか悩んでいます。なるべく手作りの食事を与えたいと妻が離乳食を手作りしていますが、息子が食べてくれないので滅入っています。離乳食への移行期間もやはり個人差があるのでしょうか。本人の気が進まない時は無理強いせずミルクを飲ませ、食べてくれるようになるまで気長に待っても良いものでしょうか。(30代・男性)

食事への関心は子どもの個性。焦らず子どものペースで

目安はあるものの子どもが食事に興味を持つ時期には個人差が大きいようです。

厚生労働省のガイドラインでは、離乳食の開始時期は5~6ヶ月頃が目安ですが、これは時期的な目安であって、成長には個人差があります。その子に合った時期に開始すれば良いでしょう。お座りが安定し、スプーンを口の中に入れることに抵抗せず、大人が食べている様子に興味を示し始めたら開始時期です。(看護師)
離乳食の進み方は赤ちゃんによってかなり個人差があります。また、同じ赤ちゃんでもよく食べる時もあれば、ほとんど食べない時もある等、状況が変わることも珍しくありません。いつでもよく食べる子もいますが、多くの子どもは一進一退を繰り返して、少しずつ安定して食べることが出来るようになります。お子様は今7ヶ月とのことなので、全く焦る必要はありません。(看護師)
最初は「食事は楽しい」と感じてもらうことが最優先で、お母さんがストレスを抱えないことが重要です。離乳食の摂取量や食事への関心・偏食の有無はその子の個性です。その子のペースに合わせて進めましょう。(看護師)

今は食事に慣れる時期。栄養はまだ母乳やミルクが中心

7ヶ月頃は食事に慣れることが優先で、栄養は母乳やミルクから摂取する時期のようです。

離乳食は初めて赤ちゃんがいろいろな食べ物を口にして、楽しく美味しく食べることを学ぶ場でもあります。我が家もそうでしたが、おかゆでもベーっと出されてしまったり、喉につっかえるような反応を見せたり、「本当に乳離れ出来るのかな」と心配になりますよね。生後7ヶ月のお子さんであれば、まだまだミルクをたくさん飲みたい時期です。メインの栄養法は離乳食ではなく、ミルクと考えてよい時期です。(看護師)
離乳食の初期の目的は、栄養摂取よりも食器に慣れること・ミルク以外の味を体験すること・食事をする習慣を身につけること・アレルギーチェックにあります。ミルクも併用している時期ですので、離乳食で栄養を補うことはその次に考えて良いでしょう。そのため、最初からあまり頑張り過ぎないことが大切です。(看護師)
この時期は、離乳食から栄養を摂ることが目的ではありません。あまり食べてくれない場合でも、母乳やミルク以外のものを口に入れることや、いろいろな味を体験することだけでも十分意味があります。(看護師)

大人の真似をしたがる時期。大人も一緒に食べてみせて

親子で一緒に食事をして、親が楽しく食べているところを見せるのも良いようです。真似をしたがる時期だけに興味を持って食べてくれることがあるとの声が寄せられました。

離乳食のスタートは、まず食事に興味を持たせることが肝心です。大人が美味しく食事をしているところをよく見せてあげて下さい。何気なく日常の中で見せてあげても良いですが、わざとらしいくらいに大きく口を開けて、美味しそうに噛んでいるところを近くで見せてあげて下さい。(看護師)
赤ちゃんは少しずつ大人の真似をしたがるようになるので、赤ちゃんだけの離乳食の時間にするより、大人が食事をしている時に離乳食も用意し、赤ちゃんが興味を示したらすぐに食べさせられるようにすると良いと思います。赤ちゃんに離乳食を与える時は「あーん」「もぐもぐ」「おいしいね」等しっかり声をかけ、赤ちゃんに食べる動作のお手本を見せてあげて下さい。食べてくれたらたくさん褒めてあげましょう。(看護師)
赤ちゃんは何かきっかけがあって食べることに興味を持ち始めることがあります。我が家では、たまごボーロの美味しさから離乳食が進むようになりました。お父さんやお母さんが頑張りすぎず、「いろんな味を試してみる」くらいの気持ちで進めてみて下さい。きっと赤ちゃんは食べる楽しさを少しずつ学んでくれると思います。(看護師)
私の娘の場合、ドロドロのおかずやお粥が好きではなく、1歳過ぎて普通のご飯を食べるようになってから食事量が増えたため、ほぼ離乳食は食べていないと言えるくらいでした。実際、離乳食をほぼ食べなかったという子どもは多いです。離乳食が進まない時期は、たくさん作っても1~2口しか食べないこともありますので、レトルトを活用することも方法の一つです。(看護師)
食べてくれない離乳食を作るのは精神的に参ってしまいますが、赤ちゃんの好みの味がわかってくると作り甲斐が出てきますよ。手作りの負担が大きいのであれば、市販のものを使うのも良いと思います。赤ちゃんに食事の時間は楽しいものなのだと思ってもらえるよう焦らず長い目で見てあげて下さいね。(看護師)

同じ年頃の子どもと比べてつい焦ってしまいますが、何かのきっかけで急に食べ始めることもあるようです。ママの負担が増えないよう市販品を取り入れるのも良いとのアドバイスもありました。


2018/12/01

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