子どもへの接し方

男女の双子、性格やできることの違いをどう扱えばよい?

男女の双子のママからの相談です。女の子のほうができることが多く、女の子が男の子を手伝うため男の子は自分でやらなくなってしまうようです。専門家はこの問題をどう見ているでしょうか。

4歳児のママからの相談:「性格の違い」

4歳の男女の双子の子どもがいます。女の子の方はしっかりしているところもあり、自分で出来る事も増えてきました。男の子の方がまだ出来ない事が多いです。まだ手先が不器用でポロシャツのボタンのつけ外し、Tシャツを脱ぐこと、鉛筆やお箸の持ち方が間違っているなど気になることが多いです。ボタンはゆっくり落ち着いてしたり、私が補助したりすればできるのですが、一度失敗するとかんしゃくを起こしてしまいやらなくなります。その姿を見て女の子が手伝ってくれるので男の子は余計に甘えて自分でしようともしなくなりました。女の子の優しさも大切にしたいですし、男の子の自立も大事でどうすれば一番良いのか分かりません。(30代・女性)

競争や比較を避けることが大切

双子の育児では、競争や比較を避けることが特に大切だと指摘がありました。親が比較しなくても、子ども自身が自分の中で比較して焦っている場合もあることを理解してあげるとよいようです。

双子の性が違うと、どうやらできることに差が現れやすいようです。面倒見が良くしっかりしている女の子と比べると「どうしてなんだろう」と心配になりますよね。私も男女どちらも育児していますが、どちらかというと女の子の方が聞き分けが良いです。(看護師)
自我が芽生えてからの双子の育児で特に大切なのは「競争させないこと」「比較しないこと」と言われています。もちろん遊びのなかでの楽しい競争であれば問題ありません。ただ、生活の中で子どもに早くさせたいという意図から「先にご飯を食べ終わったらおやつをあげる」や「どっちが先に服を着られるかな」など競争心をあおるような言葉かけはやめましょう。(看護師)
双子はお互いに比較され、相手より劣っていると感じることで自己肯定感を持てなくなる可能性があります。親が比較しているつもりはなくても、自分のほうができなかったり遅かったりすることで自分の中で「比べてしまう」ことがあります。女の子が上手にできるのを見て、男の子自身が自分にプレッシャーをかけてしまっているのかもしれませんね。その気持ちの焦りがかんしゃくにつながっているのかもしれません。(看護師)

男の子も女の子も褒めて認めてあげよう

一人一人ができているところに目を向け、褒めて認めてあげることが大切であるようです。

まだ4歳ですので、出来ないことが多いのは当然ですから、男の子が出来ないことは補助してあげてよいでしょう。それよりも補助を受けても自分でやろうとしたことや補助を受けて出来たことを褒めて認めてあげましょう。同じ環境で育った双子でも成長の速度や個性は異なりますので、一人一人が出来ないことよりも得意な事に目を向けてあげるようにするとお母さんの気持ちも楽になるでしょう。(看護師)
4歳であれば、保育園か幼稚園に通っていますか? 集団生活の中では自分でできるように頑張る子どももたくさんいます。保育園や幼稚園でできていること、頑張っていることに目を向けてたくさん褒めてあげましょう。合わせて、いつも面倒を見てくれる女の子もたくさん褒めてあげてくださいね。(看護師)

性の違う双子では、できることに差が表れやすいようですが、競争や比較を避けることが特に大切だとアドバイスがありました。一人一人の、やろうとしたこと・できたこと・得意なことに目を留めて、褒めて認めてあげるとよいようです。


2018/12/05

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