叱り方

何でも反論してくる口達者な6歳児…叱る時は何に注意すべき?

子どもは成長とともに自己主張するようになりますが、時に生意気な口答えをすることもあります。今回は6歳の女の子についての相談です。最近叱られると何でも反論するようになった女の子ですが、ああ言えばこう言うで、どのように叱れば良いかわからないとママは頭を抱えています。専門家からはどんなアドバイスが寄せられたでしょうか。

6歳児のママからの相談:「何にでも反論する娘への対応」

6歳の娘のことです。近頃の娘の会話はほぼ大人と同じになってきました。たまに子どもじみた言葉も使いますが、叱った後は必ず大人と同じ口調で反論してきて生意気で困ってしまいます。3歳離れた妹もいるので余計お姉さんっぽくなるようです。子ども相手のように同じ目線で叱ると「子ども扱いしないで」と怒り、こちらが感情剥き出しで叱ると「ママ怖いー私まだ子どもよー」と反論してきます。この年頃の女子にはどのような口調で叱るのが良いのでしょうか。(30代・女性)

「感情的に叱らない」「一貫性を持つ」ことが大切

叱る際には感情的に怒鳴ることは避け、叱る内容には一貫性を持たせることが大切なようです。

6歳であれば相手が言っていることを十分に理解でき、やって良いことと悪いこと等の分別もつくようになってきている時期ですね。しかし、まだまだ1回言っただけで完璧に指示通りに行動することは難しく、分かっていてもわがままを言ってしまうことも多いと思います。そこでお母さんがしつけの意味で叱る必要が出てきます。(看護師)
6歳頃の子どもを叱る時に注意しなければならないことは「感情的に叱らないこと」と「一貫性を持つこと」だといわれています。子どもは親が思っている以上に親の言葉の意味を理解し、表情や口調を見ています。叱る時は時間を置いたり長くダラダラと叱ったりせず、その場で何が問題であったかをしっかり伝えることが大切です。(看護師)
怒鳴る等の感情的な叱り方は、子どもにとって「恐怖」だけが残り、どうして叱られたのか理解出来ずに終わってしまいます。また、あの時はこう言ったのに今は違うことを言っている等、一貫性のない叱り方をすると何が良いことで何が悪いことなのか分からず、その場しのぎで過ぎてしまいます。(看護師)
きちんと叱ることは子どもを育てていく上で必要なことです。6歳になると社会のルールが少しずつわかるようになって、親の考え方にも反論するようになります。叱ることは、ただ怒ったり注意したりすることとは違います。感情に任せて怒るのはしつけとは言えません。どうして怒っているのか、お母さんの感情を言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。(看護師)

一方的に叱らない。子どもの言い分にも耳を傾けて

子どもを一方的に叱ると言い訳ばかり出てくることがあるようです。子どもの言い分にも耳を傾けるのが良いとの声がありました。

この時期の子どもは言葉を十分に理解出来るだけでなく、自分で考えることも出来ます。一方的に叱るだけでなく「どうして叱られているのか」「どうしたら良かったのか」を一緒に考え、言葉で表現させてみるのも良いでしょう。こちらが冷静に「いけないこと」を伝えようとしている姿勢であれば、子どもも真剣に向き合ってくれるでしょう。(看護師)
反論してきた時に「ママはそう言われてとても悲しいよ」と素直に話してみて下さい。怒っている理由をきちんと伝えて、お母さんも困っていることを教えてあげましょう。勿論、怪我をしそうな時や命に関わる時は、その場で強く叱っても良いと思います。シチュエーションによって叱り方を変えれば、子どもも「気をつけなくてはいけないな」と認識するのではないでしょうか。(看護師)
叱る時に念頭に入れていただきたいことは、子どもはお母さんが伝えたいことや、どうして叱られているのか、どうすれば良かったのかを大体分かっていることが多いということです。分かっていても、一方的に叱られると「だって」「でも」と反発したい気持ちが出てきてしまいます。叱る時には、どうしてそんなことをしたのか、どんな気持ちでしたのか、どうすれば良かったのか等を質問形式でお子さんの口から引き出すように働きかけてみてはいかがでしょうか。(看護師)
叱られるようなことをやってしまったとしても子どもなりに理由があったのかもしれません。子どもに限らず、大人でも自分の気持ちを理解してくれる相手の言うことは素直に受け入れられます。まずはお母さんが言いたいことをぐっと飲み込み、先にお子さんの話をしっかり聞いてあげて下さい。意外と叱らなくても子どもなりにわかっていて、わかっているけど失敗してしまっただけということもあるかもしれません。(看護師)

子どもの反論がママを悲しませていることを言葉で伝えてみるのも良いようです。思った以上に子どもは大人の言うことをわかっているため、きちんと向き合って話すことが大切とのアドバイスも寄せられました。

参考文献:
明橋大二著『子育てハッピーアドバイス』(2005年12月1日)


2019/01/16

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