卵アレルギー

子どもの食物アレルギーに理解がない義母…どうやって説得する?

昔と今とでは子育ての常識も変わっているようです。特に食物アレルギーは高齢者には理解されにくく、多くのママを悩ませています。今回の相談者さんもそんな1人です。何でも食べさせるべきだとお義母さんから説教されてしまうと悩んでいますが、どのように対処すれば良いのでしょうか。専門家に聞いてみました。

4歳児のママからの相談:「食物アレルギーがあるのに何でも食べさせようとする義母」

4歳の子どもは卵や海老のアレルギーがあり、食べると喉の奥がヒリヒリしたり、軽い発疹が出たりします。レストランのお子様ランチにはオムレツやエビフライがのっていることが多く、私がエビや卵を食べさせない様にどけているのですが、子どもと一緒によく外食に出掛ける義母は、私が神経質だと怒ります。何でも食べさせなければいけないと説教される始末で、アレルギーのことを説明しても全く聞いてくれません。どうしたら義母にわかってもらえるでしょうか。(40代・女性)

命に関わることもある食物アレルギー。子どもを守ってあげて

今は昔と違い、10人に1人は食物アレルギーを発症するといわれ、場合によっては命に関わることもあるようです。

食物アレルギーは、特定の食品(タンパク質)に対し、身体の免疫機能が過剰に反応してしまう状態です。出現する症状には差があり、軽症の場合もありますが、アナフィラキシーショックを起こしてしまえば命に関わります。昔は多くなかった食物アレルギーですが、現在は10人に1人の赤ちゃんが発症するといわれています。(看護師)
子どものアレルギーは特に気を使うため、ご苦労なさっているのではないかと思います。現在は重度の反応は起こっていないようなので実感が湧かないのかもしれませんが、アレルギーは想像以上に怖い症状で、親であれば神経質になって当然です。子育ての中でアレルギーを経験していないと、その怖さは理解し難いのかもしれませんが、相談者様の対応は間違っていません。安心して下さい。(看護師)
「昔はなかった」「昔は大丈夫だった」と言われ、祖父母世代の方々との意見の不一致でトラブルになることが多いですが、「現在」は「昔」ではありません。生活環境・生活スタイル・食習慣・人間の免疫など、様々なことが変化し、現在は食物アレルギーを発症する子どもが多いという現実があるのです。起こりうる問題に対して現在明らかにされている最善の方法で対処しなければなりません。(看護師)
お義母さんに食物アレルギーについて説明をしても理解してもらえないのであれば、お母さんが子どもを守るしかありません。理解されず怒られたり呆れられたりしても、一貫した態度で対応しましょう。(看護師)
子どもが成長し消化器官が発達すれば、アレルギー物質に対する耐性が備わってきます。乳幼児期に発症した食物アレルギーは年齢とともに改善・治癒するケースが多いので、お義母さんとの食事に関するトラブルも永遠に続くわけではありません。今は周りの意見に左右されず、症状が改善するまでは子どもの命を守ることを最優先に考えましょう。(看護師)

パパに言ってもらったり病院のパンフレットを見せたり工夫を

アレルギーについてパパに言ってもらったり、病院のパンフレットを見せたり、伝え方を工夫してみるのが良いとの声もありました。

無理に説得しようとすると嫁姑の関係が悪くなるかもしれないので、一度ダンナさんに相談してみてはいかがでしょうか。お義母さんも正しい知識がなく困っているかもしれません。簡単なパンフレット等を渡せば、失礼なくお伝え出来るのではないかと思います。アレルギーに関するパンフレットは小児科などの病院や保健所などに置いてあります。地域の保健師さんに聞いてみても良いかもしれません。(看護師)
食物アレルギーに関してお子さんは病院を定期的に受診していますか。現在の医学では、アレルギー症状が出る食べ物を完全に避けるのではなく、症状が出ない範囲で食べた方が良いといわれています。(看護師)
病院では食物経口負荷試験といって、アレルギーのある食べ物を少しずつ子どもに食べさせ、どのくらいの量で症状が出るのか調べる検査があります。アレルギーがある食べ物をあえて食べさせるのは心配になりますが、病院で行なうこの検査であれば、すぐに医師が対応してくれるので安心です。(看護師)
どれくらいの量を食べるとアレルギー症状が出るのかがわかれば、それよりも少ない量を普段の生活でも安心して食べさせることが出来ます。食物アレルギーは成長とともに改善することが多いですが、病院できちんと診察を受け、必要に応じて検査を受けたり、食べさせ方のアドバイスをしてもらったりした方が良いと思います。病院で言われたことをお義母さんにも説明すれば納得していただけると思います。(看護師)

病院ではアレルギーがある食物を少しずつ食べる検査も行われているようです。診察を受け、医学的な説明をすることで納得してもらえるのではないかとのアドバイスが専門家からありました。

参考:
NHK健康チャンネル「子どもの食物アレルギー 新しい対策


2018/12/07

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