更年期障害

更年期障害とは? どんな症状があるの?

気分の落ち込みや不眠などの症状が更年障害から生じるものなのか、疑問に感じることがあると思います。よく聞く更年期障害の症状に当てはまらないと、どの診療科を受診したら良いかわからなくなってしまいますよね。そこで、専門家に相談してみました。

40代女性からの相談:「更年期障害の特徴は? 診察した方が良い?」

2年ほど前から気持ちの落ち込みや強い疲労感、不眠などの症状があります。また全体的に体調が悪く、よく風邪を引いたり熱を出したりします。仕事のない日は寝て過ごすことが多いです。年齢的に更年期なのかなと思うのですが、更年期の典型的な症状である、のぼせやホットフラッシュのような症状は全くありません。うつ病の症状とも似ているため、婦人科か心療内科か、どちらにかかったら良いのか迷っています。どうしたら良いのでしょうか。(40代・女性)

更年期障害の症状には、心理的な症状もある

更年期障害の症状には、身体的な症状だけでなく、心理的な症状もあります。更年期障害に対応してくれる心療内科もあるようです。また更年期障害を専門にしているクリニックもあり、心身両面からみてくれて、カウンセリングなども行っています。

更年期障害には、身体的な症状もあれば心理的な症状もあります。心理的な症状もある疾患であるため、心療内科でも更年期障害の診察を行っているところは少なくありません。(看護師)
更年期症状と言えばホットフラッシュや発汗などがよく聞かれますが、この症状が誰にでも必ず現れるとは限りません。めまい、動悸、頭痛、冷えなどの身体症状だけでなく、気分の落ち込みや意欲の低下など精神症状がメインになる方もおられます。 これらの症状が重く、日常生活に支障を来す場合は更年期障害と言われます。(看護師)

更年期障害は、薬物療法で治療する方法もある

更年期障害は、ホルモン補充療法などの薬物療法で治療していく方法があります。必要であれば、心療内科で処方される向精神病薬を使用することもあります。

薬での治療が必要な場合は、婦人科でも向精神薬が処方されますし、ホルモン補充療法や漢方薬での治療が有効になるかもしれません。(看護師)
本格的に更年期障害と診断され、ホルモン療法などが必要となった場合は婦人科に紹介されるでしょう。(看護師)

婦人科の方が専門的な治療を受けられる

心療内科でも、更年期障害に対応してくれますが、婦人科の方が専門的な治療が受けられます。

更年期障害は治療が可能ですので、まずは婦人科を受診されることをお勧めします。婦人科の中に更年期外来を設けているところもあります。うつ症状については心療内科でも治療が可能ですが、更年期による他の症状についてはやはり婦人科での治療がより有効だと思います。(看護師)

更年期障害には、身体的、心理的な症状があります。心療内科でも更年期障害を診察してくれるところもありますが、婦人科を受診した方が専門的な治療を受けられるようです。まずは、受診をしてきちんと診てもらうようにしましょう。

監修者:南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での勤務を経て、とらうべ 社設立。医療職が企業人として女性の一生に寄り添うことを旨とし、30年にわたって各種サービスを展開中。


2018/12/09

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