生理の悩み

生理痛にはどう対処したら良い?

生理前や生理中の不快な症状である生理痛はどのように対処したら良いのでしょうか。日常生活に支障が出るほど、痛みがあるとつらいですよね。そこで、専門家に相談してみました。

20代女性からの相談:「つらい生理痛の対処法は?」

小学生の頃から生理痛が酷く、毎月苦しんでいます。生理が始まると痛みが酷く、動くことが難しく、2~3日は寝て過ごすことしかできません。酷いときは食べ物のにおいをかいだり、起き上がるだけで吐き気が強く出て、何もできない状態が10年以上続いています。婦人科を受診したこともありますが、結論としては薬を飲んで痛みを抑えるしかないと言われました。(セカンドオピニオンもしましたが、同じ結果でした…)生理が始まる予定1週間くらい前から、なんとなく下腹部が痛くなるので、そろそろ生理が来るんだなと予想がつくので、早め早めに鎮痛剤を飲む生活を続けてきましたが、最近は慣れてしまったのか鎮痛剤を飲んでも以前より効果を感じなくなっています。漢方も試してみましたが、あまり効果を感じませんでした。来年結婚を控え、いずれ子どももできればと思っており、ここまで生理痛が酷いと何か病気なのではと不安です。何かアドバイスをいただきたいです。(20代・女性)

生理痛がひどいと病気の可能性もある

日常生活に支障をきたすほど生理痛がひどい場合を、「月経困難症」といいます。子宮の病気が原因で生理痛がひどくなることもあります。

子宮の病気が原因で生理痛がひどくなる場合もあります。生活に支障が出るような生理痛は月経困難症と呼ばれており、特に原因となる病気を伴わないものと子宮の病気が原因のものがあります。(看護師)
重い月経困難症の原因になる病気としては子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫といった器質性のものが考えられます。器質性でしたら原因疾患の治療や、対症療法として、鎮痛剤や漢方薬の他に低用量ピルを使った治療もあります。昔に比べてより用量の少ないものを使うので副作用も出にくく、妊娠を希望するときに中止すれば妊娠にも影響しません。(看護師)

適度に運動したり好きなことをしてリフレッシュしよう

生理痛でつらい時は、気持ちを切り替えるためにも、適度な運動をしたり、好きなことをして過ごすと良さそうです。

月経に対するネガティブな感情も症状を悪化させる原因になっている可能性があります。生理痛がひどいとどうしても気持ちが落ち込むと思いますが、普段頑張っている自分へ休息を与える期間と捉えて、好きなことをしてゆっくり過ごしてみてください。(看護師)
リラックスすることも大切になってきます。おなかを温めることや月経中は血流が悪くなってしまうので適度な運動がおすすめです。無理のない程度でウォーキングやストレッチなどをするとよいでしょう。(看護師)

妊娠に備えて一度検査を

妊娠に備えて、病気が隠れていないか婦人科で一度検査を受けてみると良いでしょう。

子どもを希望していることや、何か病気がないか不安であることを婦人科の医師に伝え、一度検査を受けてみることをおすすめします。(看護師)
病気が隠れていないかしっかり検査してもらうのも、今後妊娠を希望されているとのことなので必要だと思います。(看護師)

日常生活に支障をきたすほどの生理痛であれば、病気によるものかもしれません。今後妊娠を希望するようであれば、早めに婦人科に相談して検査を受けるようにしましょう。

監修者:青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。病院や地域の保健センターでの勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・出産・育児相談や女性の身体の悩みに関する相談に親身に応じ、赤ちゃんタッチ講師も務める。一児の母。


2018/01/16

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)