妊娠後期

妊娠後期の便秘、改善されず困っています…

妊娠後期からひどい便秘に悩まされている妊娠38週のママさんからご相談がありました。できれば薬に頼らず乗り切りたいようですが、なにか良い方法はあるのでしょうか?専門家からのアドバイスに耳を傾けてみましょう。

妊娠38週ママからの相談:「妊娠中の便秘がひどい」

妊娠後期になって便秘がひどくなってきました。水分を多くとったり食物繊維の多い食事を多く摂るようにしたりして工夫したのですがなかなか改善されず困っています。また腰の痛みがひどくなかなか動くのも大変です。足のむくみなどはないので病院からは無理のない程度に運動して、便秘が辛いならお薬だしますよと言われました。わがままかもしれませんが薬に頼りたくありません。夜もあまり寝れていません。出産まであと少し。1人目の時はこんなに困ることもなかったのでなにかおかしいのかと不安になります。(20代・女性)

妊娠中のマイナートラブルの1つ、便秘が起こる理由とは?

日々大きくなっていくお腹に加えてだんだんと厄介になってくる便秘。どうして起きやすくなるのでしょうか。

便秘は妊娠中に一般的にみられる症状で、多くの妊婦さんが抱えるマイナートラブルの1つです。原因としては妊娠に伴いプロゲステロンというホルモンが増加することで腸の動きが悪くなることや、大きくなった子宮が腸を圧迫することなどが考えられます。(看護師)

便秘を放っておくと、どんなことが起こりますか?

たかが便秘、されど便秘…放置しておくとリスクは増すばかり。どのような、さらなる不調を招くのでしょうか。

便秘の状態が続くと、腸に停滞した老廃物が発酵して毒素が発生し、肌荒れ・食欲不振・吐き気の症状に加え、胆汁として分泌されたコレステロールを腸が吸収し、動脈硬化を起こす場合もあります。さらにイライラやお腹の不快感で不眠になる場合もあります。(看護師)
便秘を放置すると、痔の原因となってしまう可能性もありますので早めに対応することが大切です。(看護師)

病院ではどのようなお薬が処方がされますか?

病院ではお腹の赤ちゃんに影響のない処置をしてもらえますので、あまりにも苦しい時は受診をおすすめします。

便秘に処方される薬は、主に酸化マグネシウムですから、妊婦さんも安心して服用できる薬です。服用が嫌でしたら、座薬を使用する方法もありますし、漢方のお茶もあります。(看護師)

ほかにも便秘対策の方法を教えてください

病院にかからなくてもできる便秘対策はあるのでしょうか?

普段の飲み物をタンポポ茶・ゴボウ茶などに変え、乳製品やオリゴ糖も摂るようにしてみてください。(看護師)
妊娠中の便秘への対処としては、かかりつけ医で言われたように、まずは規則正しい生活習慣、水分・食事の摂取、適度な運動が基本的な対処方法となります。食物繊維の摂取は効果的ですが、腹部膨満感や腹痛を引き起こす可能性もあるため、症状が強く出る場合は摂取を控えた方が良いです。(看護師)
お薬に頼りたくないとの事なので、お風呂あがりにお腹を「の」の字を描くようにマッサージしてみるのも良いです。ただ、38週だとお腹のマッサージをしても、赤ちゃんがいるので腸までマッサージの効果が届かないかもしれません。手の甲の親指と人差し指の間の骨が交わるところの内側にある「合谷(ごうこく)」というツボは便秘に有効なツボとされているので、ツボ刺激をしたりしてみても良いかもしれないです。(看護師)

ご自身に合う便秘対策が見つかりそうでしょうか?たくさんの方法があるものですね。早く便秘が解消され、残り少なくなってきた妊婦生活が穏やかに過ごせますように。


2019/01/08

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美