男性不妊

不妊原因は男性が約半分!すぐに取り組める方法とは?

妊活というと、女性の体質改善などが代表的です。しかし、不妊の原因は女性ばかりではありません。不妊の原因が男性だと考えられる場合は、何に気を付ければいいのですかという質問が届いたので、看護婦さんに答えてらいました。

女性からの質問:「不妊を改善するために、男性が気をつけることは?」

女性不妊というと冷えや栄養バランス、睡眠など誰にも分かりやすい対策がありますが、男性不妊という括りになると上記の栄養バランスや睡眠以外にストレスも言われますよね。女性も無関係ではないと思いますが男性の場合は特に何を気をつければいいのでしょうか。またタバコやアルコールなどの影響もどれくらいあるのか知りたいです。女性側ばかりが一生懸命になりがちなので、男性にも不妊に対する対策や原因などの情報がもっと広まればいいのになと思います。(31歳・女性)

パートナーには禁煙をお願いしましょう!

まず、男性で注意してほしいものはタバコです。精子の数や質が悪くなるという研究結果が出ています。妊活を行うなら禁煙は欠かせないかと思います。

海外の研究でマウスを使った実験では、タバコの煙が精子のDNA構造の突然変異を起こすことが分かっており、喫煙者の精子数は非喫煙者に比べ15~24%少なくなっていることが明らかにされています。また、勃起不全(ED)の原因のひとつに喫煙があることも明らかです。(看護師)
タバコの影響についてですが、喫煙者の精子の質が悪くなるという研究結果がでています。どれぐらい影響があるかということは個人差もあり一概に言えることではありませんが、不妊の原因になるだけでなく、赤ちゃんの肺や脳に異常がみられたり、奇形や突然死など様々な悪影響を及ぼすと言われていますので、妊活中は禁煙することを強くお勧めします。(看護師)

アルコールは量とタイミングを考えて!

アルコールは妊活の敵というわけではありません。ストレス解消程度なら身体への影響も少ないでしょう。ただ、飲みすぎないようにする、性交渉前には念のため飲酒を控えると良いですね。

アルコールについては、アルコール摂取が精液検査の結果に影響を及ぼさないという研究結果があります。もちろん過度の飲酒はお勧めできませんが、適度な飲酒であれば妊活中でも問題ないと言えます。程度な量とは、ビールだと中瓶1本(500ml)ほどです。(看護師)
アルコール摂取はタバコ程ではないですが、精子の量に影響を与えるとされています。アルコール摂取量を減らす、性交時前は一定期間飲酒しないなどの対策を講じてもよいかと思います。(看護師)
アルコールが不妊の原因になるかは明らかにされていませんが、過度のアルコール摂取は精子の質を下げ、男性ホルモンの分泌量を減らすと言われています。(看護師)

妊活に取り組むなら、女性だけではなく男性にも気を付けるポイントがあります。
妊娠に影響が出やすいタバコをやめること、飲酒の量に注意することです。
お互いが生活を改善して、励ましあいながら妊活ができると良いですね。

参考資料:
厚生労働省 「アルコール


2018/12/18

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美