風疹

風疹の抗体が低い…予防接種を受けるタイミングは?

風疹は妊娠中にかかると怖い病気と聞きますね。妊娠が分かった後でも風疹の予防接種を受けることができるのか妊婦さんから質問が来ました。看護婦さんは何と答えてくれるでしょう。

女性からの質問:「風疹の予防接種は妊娠してからでも間に合う?」

妊娠初期に風疹の抗体検査を行いました。子どもの頃に予防接種を受けていたにもかかわらず、検査の結果風疹の抗体が低いことが判明しました。産婦人科の先生からは、抗体が低いので、出産後予防接種を受けてくださいと言われました。妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんに障害が残る恐れがあるということでした。 風疹の予防接種は妊娠中には受けられないのでしょうか。また、出産後に受けなければならない場合は、出産後、いつになったら受けられるのでしょうか。授乳中でも大丈夫でしょうか。(28歳・女性)

妊娠中に風疹の予防接種は受けられません!今は予防を徹底しましょう!

風疹の予防接種は障害のリスクなどがあるため、妊娠中は受けることができません。
予防のために、人ごみを避けたり、家族に予防接種をお願いして協力してもらいましょう。

風疹のワクチンは生ワクチンと呼ばれる種類のもので、麻疹などと同じく妊娠中に接種することはできません。風疹の抗体はワクチン接種を行っていても、時間経過によって抗体価が低下することがあります。家族の方も同様の状況になっていることがあります。抗体が低い場合は妊娠中人ごみに行くことは避けてください。また、家族の方にも風疹の予防接種をしてもらい、感染経路をなるべく減らすようにして感染対策を行ってください。(看護師)
風疹の予防接種は、できれば妊娠が分かる2ヶ月前までにすませておくのが理想です。風疹の予防接種は生ワクチンですから、妊娠中に風疹の予防接種を受けると、稀に風疹を発症する場合があるので、妊娠中は予防接種は受けられません。妊娠20週までに風疹にかかると、先天性風疹症候群のリスクが高まり、目・耳・心臓・発達遅延などの障害を持って産まれる可能性が高くなります。(看護師)

風疹の予防接種は産後すぐでも可能です!

妊娠中に風疹の予防接種を受けることはできませんが、産後ならすぐに受けることができます。時間のやりくりをして早めに受けておきましょう!

産後(自然分娩・帝王切開)は4日目から予防接種が受けられます。医師の方針によっては1ヶ月経過してからという施設もありますから、接種の時期は医師に相談してください。授乳中も問題ありません。(看護師)
分娩後の予防接種についてですが、ワクチンの成分は微量に母乳から検出されるといわれていますが、乳児には影響がない量とされています。そのため、分娩後すぐにでも接種することは可能です。主治医と相談してワクチンの接種を行ってください。(看護師)

風疹の予防接種は妊娠後だと受けられなくなりますので、受けられない間は予防に重点をおいて生活しましょう。出産後は母乳をあげていても風疹の予防接種をすぐに受けることができます。


2019/01/02

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美