母乳不足

ミルクは赤ちゃんが欲しがるだけ与えても良いの?

今回は、赤ちゃんのミルクの飲みが良すぎるというお悩みが寄せられました。今までは、赤ちゃんが欲しがるだけミルクを与えていましたが、最近では周りの赤ちゃんよりも大きいことからミルクを与えすぎなのではと不安に思うようになりました。赤ちゃんに与える適切なミルクの量について、専門家の回答を見てみましょう。

ママからの相談:「ミルクの飲みが良すぎて1回に400ml近く飲んでしまいます。」

もともと母乳の出が悪く、出産後から苦労して初乳を与えていました。子どもは体格が良く私の母乳ではすぐに足りなくなってしまい、すぐにミルクに切り替えてしまいました。ですが、そのミルクの飲みが良すぎて1回に400ml近くも飲んでしまいます。欲しがるだけ与えるのがいいと聞きその様にしていますが、与えすぎの様な気がして心配です。明らかに同月齢の他の子より大きく、女の子なだけにこの先大丈夫かなと思ってしまいます。少し制限してミルクを与えた方がいいのでしょうか。(30代・女性)

月齢に合った適切な量を与えましょう

ミルクは赤ちゃんが欲しがるだけ与えるのではなく、月齢に合った適切な量を与えるようにしましょう。

1回量400mlはミルクを飲む乳児期全期間においても確かに多いと思います。月齢がわからないので具体的にどれくらいだと良いとお答えできませんが、ミルクを与える量の目安に関してはミルク缶に書かれていますのでご参考にされると良いと思います。母乳の場合は、欲しがるだけ与えても大丈夫です。(看護師)
最初のうちは今までたくさんもらえていたのでミルクの1回量を減らすと赤ちゃんも怒って泣いてなだめるのに大変だとは思いますが、適切な量を与えた方が良いです。少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか。(看護師)

ミルクの飲みすぎによる過飲症候群が問題視されています

ミルクの量を制限したことによって、赤ちゃんが物足りなさを感じているようであれば、満足するまでおっぱいを吸わせてみるのも効果的なようです。また、赤ちゃんがミルクの飲みすぎによる過飲症候群になっていないか、念のため医療機関や地域の保健師に相談してみることをお勧めします。

赤ちゃんには口に指や乳首を入れると吸い付いてくる吸てつ反射というものが備わっています。そのため、哺乳瓶に切り替えると簡単に大量のミルクが口に入るので、物足りなさを感じてしまったり、与えれば与えるだけ飲んでしまったりすることになります。(看護師)
乳首を吸ってくれるのであれば最初や最後におっぱいを吸わせて、赤ちゃんに満足感を与えてみてもよいかもしれません。(看護師)
最近では母乳やミルクの飲みすぎによりさまざまな症状がおこる過飲症候群も問題視されてきています。よく飲まれていますし、他の子より明らかに大きいとのことなので過飲症候群となっていないか、地域の保健師さんやかかりつけの医師、出産した病院の助産師さんなどに相談して一人で悩まずに適切なアドバイスを受けるも良いかもしれないです。(看護師)

これからは、「ミルクは欲しがるだけ与えるのがいい」という概念は捨てて、月齢に合った量を与えるようにしていきましょう。

参考:
マイナビウーマン子育て「【医師監修】新生児に与えるミルクはどのくらいが適量?


2019/01/09

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美