乳腺炎

ズキズキ痛む乳腺炎…効果的な対処法を教えて!

授乳中、乳腺炎に悩む方は多いのではないでしょうか?今回は、日常生活に支障が出る程の乳腺炎の痛みに悩むママから相談がありました。現在2人目のお子様の授乳中で、1人目の断乳時に痛めた部分が古傷のように痛む感覚に悩まされています。乳腺炎の痛みへの対処法はあるのでしょうか?専門家の回答を見てみましょう。

ママからの相談:「乳腺炎の痛みへの対処法を教えて!」

先日2人目を出産し、現在完全母乳で育てています。母乳の出がとても良く、少し飲んではよく寝る娘の哺乳量よりも明らかに母乳を作りすぎているようで、まだ産まれてから1ヶ月も経たない現在までに、乳腺炎で3回高熱が出ました。その際に、引きつって腕が動かせない、起き上がるために力を入れるのも困難なほど胸が痛いです。また、乳腺炎でない授乳時、おっぱいが湧いてくる感覚は、乳腺が引きちぎられそうに痛いです。1人目育児の時も完全母乳で育てていたのですが、それまではトラブルもなかったため、油断してしまい、断乳の際に酷い乳腺炎を起こして熱を出し、病院に何度か通いました。自分の感覚的では、その時痛めた部分が古傷のようにズキズキ痛む感覚なのですが、そのようなことは起こるのでしょうか?また、このような場合痛みの対処法はあるのでしょうか?(20代・女性)

過去に乳腺炎になった部分は乳腺炎になりやすい

1人目の断乳時に乳腺炎で痛めた部分は、詰まりやすかったり乳腺が細かったりなどの要因で乳腺炎にかかりやすいようです。質問者様の乳腺炎の症状から、鬱滞性乳腺炎(うったいせいにゅうせんえん)の可能性が高く、古傷が痛むように感じることもあるようです。

前回乳腺炎にかかったほうのおっぱいが、また乳腺炎になりやすいということはよくあります。詰まりやすい、乳腺が細いなど要因は様々です。(看護師)
乳腺炎には2つの種類がありますが質問者さんの乳腺炎は母乳が乳腺にたまって炎症を起こす鬱滞性乳腺炎だと思われます。鬱滞性乳腺炎の主な症状として、乳房が腫れ赤みを帯びたり疼くような痛みや熱感があります。質問者さんには古傷が傷んだように感じるかもしれませんが、おそらく乳腺炎の症状のためそのように感じるのだと思います。(看護師)

乳腺炎を防ぐために早め早めの対処を心掛けて

乳腺炎を防ぐためには、乳汁の鬱滞(うったい・乳腺内に乳汁が停滞した状態)を取り除く方法が効果的なようです。これまでに乳腺炎になった部分は乳腺が詰まりやすい傾向があることから、授乳や搾乳、マッサージなどを行い早め早めの対処を心掛けましょう。

痛みの対処法は乳腺炎の対処法となります。乳汁の鬱滞(うったい)を取り除くことで症状は改善されるので授乳や搾乳、マッサージなどを積極的に行うことが重要です。ただ、無理に自己流でマッサージすると悪化することもありますので、早めに助産師か医師に相談しましょう。(看護師)
熱を持っていたり、痛みが強い場合には乳腺炎になる一歩手前のときもあるので母乳をしっかり出してあげることが大切です。(看護師)
前回乳腺炎になった部分は乳腺炎になりやすいので、早めに助産師に相談するのをおすすめします。(看護師)

乳腺炎になると、高熱や酷い痛みに悩まされ、日常生活にも支障が生じます。乳腺炎にならないためにも、日頃から乳腺を詰まらせないように心掛けましょう。

参考:
マイナビウーマン子育て 「【医師監修】痛くて辛い乳腺炎。症状別の対処法と授乳の仕方


2018/12/20

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美