しつけ

子どもは、親の思う通りにはならない、というのは本当だった!~子育てを楽にするための考え方~

先日、Facebookを見ていたら、とあるまとめサイトがシェアされてきました。
それは、【親たちの「いや本当さ、」が傑作だらけなんだが】というもの。

これは、Twitterでの投稿をまとめたものです。
内容は主に、


・子どもが「食べない」「寝ない」「イヤイヤと暴れる」と嘆く親に対して
・手を尽くして(栄養を考えたり、出汁からとったり、自然食を取り入れたり、寝かせるための環境を整えたり、生活リズムを整えたり、子どもの話を良く聞いたり・・・・etc)
・みたんだけれども、全然改善しない!!!
というもの。

大人の常識からすると、子どもの不摂生(食べない、寝ない、聞かない)は、食事の内容や生活習慣が悪いんじゃないか、と暗に責めたくなるようなところを逆手にとって、
「大人がどれだけ努力したって、子どもの気持ちや行動を変えるのは、無理!」
と高らかに宣言するような内容なのです。
(どんなまとめかをご覧になりたい方は、【親たちの「いや本当さ、」が傑作なんだが】で検索してみてください。)

私の努力は報われるの?…子育て中に感じるリアルな「あるある」

また、この話題とは別ですが、先日は、とある新聞に投稿された50歳代のお母さんの投稿も話題になりました。
そちらは、虫歯にならないように仕上げ磨きをしたり、栄養を考えて食事を作ったりしたのに、息子が大人になった今、そのすべてが水の泡になっている、というようなお話でした 。
彼女の投稿のタイトルは【努力は身を結ばないのね】でした 。。
これらの投稿を読んで、今9歳児を育てている私も、思うことがあります。
実は、子育てを何年か続けてくると、わかることがあります。

それは、


・子どもには子どもの、これだけは譲れない、というポイントがあるということ
・大人がどれだけ努力しても、子どもの感性や本音の前には、その努力は気持ちいいほどに裏切られるときがあること
そして、
・子どもは、「親が思ったようには育たない!(行動しない)」こと
たとえ自分の血を分けた子どもであっても、子どもには子どもの意思・好みがあるのです。

ママやパパが、良かれと思ってすることと、それを受けた子どもの側の気持ちは別。
これは、程度の差こそあれ、どのご家庭でも「あるある」なのではないかなと思います。
実際、我が家の息子も、小さい頃はどれだけ試行錯誤を重ねようとも、ごはんを食べる量はまったく増えませんでした。
また、今でも彼はいわゆる三角食べをしません。(三角食べとは、私たちが子どものころ、給食などで推奨された、ごはん→おかず1→おかず2のように、一口ずつ違うものを食べていく食べ方です。これには最近、賛否がありますね。)まずはおかずを1品平らげ、最後に残るのは白飯。白飯だけをひたすら食べます(笑)。

長い子育て。「ま、いいか!」と思えることで毎日をハッピーに

大人の善意に対して、子どもが予想外の反応や行動をしたとき。
「私はこんなに頑張って〇〇したのに!」とか「あなた(こども)のためを思ってやっているのに!」と思うと、 思い通りにならないもどかしさを感じて、自己否定したり、子どもに対してつらくあたったりしてしまうことがあります。
これから長く続く子育ての中で、自分の意図や希望、配慮と相手の反応が違うことはたくさんあります。
どんなことに対しても、「ま、いいか!」と思えるような子育てができると、きっと毎日が楽になります。
命にかかわることでなければ、〇〇でなければ、親の思惑と違うことになっても、よし!
そう思えるような線引きを、ご家庭で決めておけると良いかもしれません。
そもそも、他人と触れ合う職場や、ともするともとは他人の夫婦が暮らす家庭の中では、 「自分が良かれと思って頑張ったことや、大切にしたいことを、あっさりスルーされる」なんてことは日常茶飯事ですよね^^。
我が子も、人間であり、社会の一員である。そして、親の所有物ではない。
そんな風に思えることが、これからの時代の子育てには大切なのかなと思います。

もしあなたが、子育ての悩みについて他の人から”〇〇したほうがいいよ、●●はしてみた?”とアドバイスを受けて心がざわついたり、不快な思いをしたら。
その時は目の前の相手にこう言ってあげましょう。
いや本当さ、いいと思うことは全部やってみたけど、結局子どももひとりの人間だからさ。


2018/12/06

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この記事の監修/執筆

出張・訪問産後ケアサービスオーナー・保育士熊野 薫