不正出血

茶色のおりものは不正出血?

突然訪れる不正出血ですが、問題がある場合とない場合は、どのような違いがあるのでしょうか。病院を受診したほうが良いのか迷ってしまいますよね。そこで、専門家に相談してみました。

20代女性からの相談:「不正出血で問題がある場合は?」

私は、5年前から生理痛がひどく、病院で子宮内膜症の疑いと診断され、3年ほどピルを服用していました。しかし、生理痛も落ち着き、子宮の腫れも少ないこと、また結婚が決まったことから、ピルの服用を停止し、現在は生理前から漢方薬を飲んでいます。しかし最近になって、生理(6日程度)後、その後数日を空けて2~3日程度また出血、茶色のおりもののようなものが出るようになりました。痛みがないためそのままにしていますが、これは問題がある不正出血なのでしょうか。(20代・女性)

生理後の出血はホルモンバランスの乱れが影響しているかも

一度生理が終了し数日空けての出血は不正出血の可能性があります。不正出血にはさまざまな原因があります。一時的にホルモンバランスが崩れたことによる影響の場合、問題ないものが多いですが、なかには病気のサインという可能性もあります。

茶色いおりものは、血液が混じっている可能性が高いです。生理が終わって数日後にまたすぐ出血が見られる場合、ホルモンバランスの乱れでみられることが多いです。しかし、痛みがなくても出血が続く病気はあります。(看護師)
正常な生理期間は3~7日ほどです。ストレスや睡眠不足などで8日以上の出血が続く場合もありますが、量が減ってきて、引き続き茶色のおりものがその後1~2日で消失するようであれば残血の可能性があります。今回の場合は、一度生理が終了し数日開けて2~3日程度の出血があるとのことで不正出血だと考えられます。 (看護師)
出血が茶色ということは古い出血だということがわかります。(看護師)

不正出血には注意

月経以外に茶色いおりものがある場合、一時的にホルモンバランスが崩れた影響や排卵による出血など病気ではないものもありますが、なかには病気による不正出血の場合もあるので注意が必要です。自己判断せずに、一度婦人科を受診すると良いでしょう。

不正出血の原因のひとつに、ストレスや睡眠不足などの影響によるホルモンバランスの乱れもありますが、何らかの病気が隠れている可能性があるかもしれませんので受診してみましょう。(看護師)
病気の場合に茶色いおりものがみられることもあります。原因としては子宮がんや子宮内膜ポリープ、月経不順や頸管炎などがあります。早期に発見し治療できることが大切なので、症状に不安を感じたら早めに受診するようにしてください。(看護師)
不正出血は何度も繰り返しありますか?たとえ痛みがなくても大切な臓器からのサインですので、一度婦人科を受診されることをお勧めします。一度の受診では原因がはっきりとはわからない場合もありますが、大したことがなければそれでよいのです。これから妊娠出産を控えている女性だからこそ、安心して臨めるように不安を取り払っておくことをお勧めします。(看護師)
不正出血がある場合は、何らかの病気が隠れている可能性があるかもしれません。子宮内膜症のその後の経過やブライダルチェックも兼ねて、一度しっかり婦人科を受診し診察してもらってもいいと思います。(看護師)
質問者様が服用している漢方が身体にあっていない場合も考えられるので、処方していただいている病院へ相談してみてもいいと思います。結婚も控えられており、妊娠も希望されているとのことであればしっかり治療されたほうがいいと思います。(看護師)

不正出血の場合、一時的にホルモンバランスが崩れたことによる影響であることが多いですが、なかには重大な病気がかくれていることもあります。自己判断は危険ですので、一度きちんと婦人科で診察してもらうと安心でしょう。

監修者:青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。病院や地域の保健センターでの勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・出産・育児相談や女性の身体の悩みに関する相談に親身に応じ、赤ちゃんタッチ講師も務める。一児の母。

2018/12/24

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