おしっこ・うんち

性器いじりでの出血や排便後の痛みで悩んでいます

性器を触りすぎて出血してしまう3歳児についての相談です。合わせて、排便後にお尻が痛いと泣くのも気になるようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

3歳児のママからの相談:「性器やお尻が痛いと泣きます」

3歳の男の子がいます。お風呂に入っていると性器を触り、掻いてしまい血が出ることが度々あります。バイキンがおちんちんに入るから触らないようにしようと伝え、違うことに気をひきますが、なかなか治りません。性器もあまり剥けなくて心配しています。また、うんちが硬いのか拭きすぎなのか、うんちのあとにお尻が痛いと泣きます。うんちが粘着質なので何度も拭かないときれいにならないのも悩みです。ツルンとしたうんちが出るのにいい食べ物などあれば教えてください。(30代・女性)

性器いじりは叱りつけないで

性器いじりについては、叱りつけたりせず、原因となる深い症状がないかどうか確かめてあげるようアドバイスされています。

幼児期の性器いじりは多く見られますが、その理由は様々です。性器の存在に初めて気づき不思議な気持ちや好奇心によって触る場合・不安や緊張が強いときに触る場合・おしっこを我慢している場合・かぶれなどにより痒みや痛みがある場合などが考えられます。性器いじりは悪いことではありませんが、放置すると癖になり人前でも触ってしまったり、出血やかぶれなどの皮膚トラブルや感染などにつながったりする可能性があります。(看護師)
やめさせるために言葉で指摘したり叱りつけたりしてしまうと逆効果になります。また「恥ずかしい!」などと否定的な言葉をかけてしまうと隠れて性器いじりをするようになる可能性もあります。そのため「大切なところだから触ったり人に見せてはいけない」「とても弱い場所だからすぐに傷ついたりバイキンがついてしまう」などと子どもがわかりやすい言葉で説明し理解させることが大切です。(看護師)
子どもが性器を触ってしまうのには、何か不快な症状があるのかもしれません。かゆいのか、痛いのか一度お子さんに聞いてみてください。それでも続くようであれば、何か不安なことがあるのかもしれません。ゆっくり話を聞いてあげましょう。スキンシップは子どもが安心する方法なので、抱きしめたり、マッサージをしたりすると効果的です。(看護師)
性器があまり剥けていないことを心配されているようですが、お母さまが剥いてあげることがあるのでしょうか。剥いてあげようとすることで炎症の原因になってしまうこともありますので、剥く場合は清潔な手で優しく行ってください。触るだけではなく血が出るほど掻いてしまっているようなので、心配であれば性器の剥き方とあわせて病院で相談してみても良いかと思います。(産婦人科看護師)

おしり拭きを使いワセリンで保湿を

排便後はごしごし拭かずにおしり拭きなどを使い、ワセリンで保湿するとよいようです。食生活の見直しについてもアドバイスがありました。

排便については、ベタベタの便が多いときは、主食にお米を多くし、油っぽいものは避けるようにするとよいでしょう。また、便を拭き取るときには、トイレットペーパーで何度もこするのではなく、赤ちゃん用のおしり拭きを使ったり、家にいるときは1回1回シャワーで洗い流したりするようにしましょう。出血する・あまりにも痛がる場合には病院を受診しましょう。(看護師)
うんちについてですが、うんちを何度も拭かないときれいにならないということや、うんちをしている最中ではなくてうんちのあとに痛がっているようなので、お子様がおしりを痛がるのは拭きすぎが原因だと思われます。食べすぎや消化不良、冷たいもの、甘いもの、油物が多いと柔らかめのうんちがでる原因になると言われています。体質による部分もあるかと思いますが、食生活の見直しでうんちの様子も変わる可能性があります。(産婦人科看護師)
事前におしりにワセリンを塗っておくと、おしりとうんちの間に膜ができるので、比較的拭きやすくなりますし、拭く摩擦で負担がかかった皮膚を保護する役割もありますので、うんちの後にワセリンを塗るのも良いと思います。 (産婦人科看護師)

性器いじりは叱りつけてやめさせようとするのではなく、気になる不快症状や精神的な不安がないかどうか確かめてあげるとよいようです。また、排便後の痛みについては、食生活の見直しとともに、トイレットペーパーでの拭きすぎに注意し、おしり拭きを使ったりワセリンで保湿したりすることが勧められています。

参考資料:
HAPIKU うんちと食の関係~子どもの便秘~


2019/01/13

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