乾燥肌

冬場、耳たぶの付け根が切れたり荒れたりするのはなぜ?

毎年冬になると、子どもの耳たぶの付け根が切れたり荒れたりするという悩みが寄せられました。数日で治り、ほかの部位には症状が出ないため、アトピーではなさそうだと感じているようですが、原因について専門家は何と答えているでしょうか。

4歳児のママからの相談:「耳の下の荒れ」

我が子は耳たぶの付け根が切れたり、赤く荒れたりしていることが時々あります。特に痒がったり痛がったりする様子はありません。時期としては冬場が多い印象です。人にはアトピーだと言われたこともありますが、数日で綺麗に治っていることが多いので、アトピーというのも疑問を感じています。さらに耳にそんな症状が出る時、他の部位で同じような症状が出ることはありません。すぐに治ることが多いので、病院へ行くほどではないと思っていたのですが、さすがに毎年出る症状なので心配しています。アレルギーなのでしょうか。(30代・女性)

「脂漏性湿疹」「かぶれ」「乾燥」が考えられる

アトピー性皮膚炎ではない場合「脂漏性湿疹」「かぶれ」「乾燥」などが原因として考えられるようです。

耳の裏が切れたりカサカサしたりする症状は、アトピー性皮膚炎の症状の一つですが、おっしゃる通り、耳の裏に限局していたり、痒みがなかったりする場合は、アトピー性皮膚炎の可能性は低いでしょう。(看護師)
アトピー性皮膚炎でない場合は「脂漏性湿疹」「かぶれ」「乾燥」などが考えられます。耳の裏は皮脂腺が多く代謝が活発です。その分汚れやすく雑菌が繁殖しやすくなります。また、耳の裏は洗い残したり、石鹸がきれいに落ちていなかったりすることもあります。まずは、入浴のたびに耳の裏を綺麗に洗ってあげるようにしましょう。また、耳が切れている時はなるべく耳に髪の毛がかからないように結んであげましょう。(看護師)
皮膚の炎症が酷い場合は、ステロイド剤による治療が必要な場合もあります。家庭のケアで症状が落ち着かない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。(看護師)

保湿に努めることが大切

いずれの原因であっても、冬場はしっかり保湿することが大切だとアドバイスされています。

痒がったり痛がったりする様子はないということですが、赤く荒れているということは乾燥している証拠です。荒れている時には病院で薬をもらうか、数日できれいに治るのであればそのまま様子を見ても良いかと思います。肌がきれいな状態の時には、ワセリンや保湿剤等を使って保湿するようにすると、皮膚が切れたり荒れたりすることを防ぐことができると思います。(産婦人科看護師)
まずは、保湿を心がけることをおすすめします。保湿剤は、皮膚科でも処方してくれます。子どもの皮膚は、潤っているように思えて実はすごく乾燥しています。お風呂上がりに気になるところに塗ってあげてください。毎日お風呂上がりに保湿剤を塗れば、スキンシップにもなります。ついでに身体にも塗ってあげれば、とても喜ぶと思います。(看護師)

耳たぶだけに限局して荒れる場合はアトピー性皮膚炎よりも「脂漏性湿疹」「かぶれ」「乾燥」などの原因が考えられるようです。いずれにしても、清潔にすることとしっかり保湿することが重要だというアドバイスでした。

参考資料:
ベネッセ 教育情報サイト「体の部位アドバイス – 皮膚に関すること


2019/01/03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)