乳歯

歯列矯正はいつからするのがよい?後戻りする心配は?

8歳児の歯列矯正開始のタイミングについて質問がありました。ママの経験から、子どものうちに矯正すると、大人になって元に戻ってしまうのではないかと心配しているようですが、専門家は何と答えているでしょうか。

8歳児のママからの相談:「歯並び矯正するべきか悩んでいます」

8歳の息子についてです。息子は現在8本の歯が生え変わったところです。小さな時から将来の歯並びが心配だねと言われていて矯正を考えているのですが、いつからするのがよいのか悩んでいます。私自身、歯並びが悪く長い間矯正していたのですが矯正が終わってから10年以上経った今は元通りになっています。矯正はなるべく子どものうちからするとよいと聞いていたのに成長と共に戻ってしまいました。大人になってからやった方が良かったのではと後悔をしています。今は技術が進歩しているから大丈夫なのでしょうか。(20代・女性)

一般には子どものうちに行うほうが効果的

いろいろな見解があるようですが、一般的には子どものうちに行うほうが効果的とされているようです。

子どもの矯正は、乳歯から永久歯の生え変わりの時期で乳歯と永久歯が混ざっているときに矯正するのが適切としている歯科医、永久歯が生え揃ったときに矯正するのが適切としている歯科医など、歯科医によっても見解が様々です。(看護師)
一般的に歯列矯正は子どものうちに行なった方がより効果が得やすいと考えられています。その理由は、子どもは成長途中にあるため、顎の成長を活かして治療を行なうことができるという点にあります。顎の成長が止まっている大人の場合は、顎を広げることができないので、抜歯が必要になる場合が多くあります。(産婦人科看護師)
子どものうちから矯正を始めた方が良いとしても、矯正を始めるのに適した年齢やタイミングには個人差があります。口の中の状態や成長の具合を歯科できちんと確認してもらい、治療開始に良い時期を医師の意見をもとに検討されてみてください。(産婦人科看護師)

後戻り防止まで考えてくれる歯科を選ぼう

心配している後戻りについては、歯科医師に相談してみることが勧められています。長い目で、保定の計画までしっかり立ててくれる歯科を選ぶとよいようです。

ご自身の矯正の体験を、歯科医師に伝えてみても良いと思います。現在の歯や顎の状態を診察してもらい、今後の矯正治療の方針を長い期間で考えてもらうようにすると、不安を解消できるのかもしれません。(看護師)
質問者様のように矯正後に歯並びが戻ってしまうことは珍しくありません。歯並びが戻ってしまう理由には様々ありますが、矯正後に良くなった状態の歯列を保つための装置を装着すると防ぐことができるようです。矯正後の良い状態を保つためのフォローまでしっかり計画してくださる歯科を選んでいただくと良いと思います。(産婦人科看護師)

歯列矯正は、一般には子どものうちに行うほうが効果的とされているようです。開始の具体的なタイミングについては個人差があるため、歯科で相談することが勧められています。矯正終了後の後戻りは珍しくない現象ですが、良い状態を保つためのフォローまでしっかり計画してくれる歯科を選ぶとよいようです。

参考資料:
・日本小児歯科学会「こどもたちの口と歯の質問箱
・クローバー歯科クリニック「なぜ矯正が必要なの?-子供の矯正-


2019/01/14

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