調査・アンケート

ビタミンB6高配合の葉酸サプリメントの“つわり軽減作用”を報告

日本人妊婦を対象とした初の試み

雪印ビーンスターク株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:稲葉 聡)は、今回、日本人を対象とした「ビタミンB6高配合の葉酸サプリメントのつわり軽減作用」に関する共同研究を、産婦人科医 島田茂樹先生と実施しました。
この研究は、日本人の妊婦を対象とした初めての取り組みで、その研究成果が2018年10月19日に「第59回日本母性衛生学会学術集会」で発表されました。

研究の成果のポイントはつわり軽減作用

諸外国では、ビタミンB6の高用量投与が“つわりの吐き気”を軽減するとの報告がされていました。今回の研究では日本人の妊婦を対象にその効果を確認したものです。
研究結果から、妊娠初期において1日25mgのビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩30mg)と400μgの葉酸投与は、吐き気などのつわりの症状を軽減するのに有効な方法であることが確認されました。

摂取により吐き気や食欲などの変化を記録観察

研究方法は、書面による同意を得た妊娠5~11週の22名の妊婦を対象に、1錠当たりビタミンB6を8.3mg、葉酸を133μg配合したサプリメントを、朝昼晩に1錠ずつ5日間摂取後、4日間の後観察期間を設定したものです。吐き気と食欲はVAS法(※1)データ、そのほかに嘔吐回数、食事回数などを毎日記録する方法で行われました。(試験計画は、社外弁護士と産婦人科医を含む倫理委員会で承認済)

20名中14名につわりの改善傾向が認められる結果に

試験を完了した被験者20名の年齢は平均29±5歳、在胎週数8±2週で、サプリメントの平均摂取率は97±5%でした。
吐き気は20名中14名で改善が認められ、食欲は5日目に改善傾向が認められました。嘔吐回数は、サプリメント摂取前から嘔吐のあった8名が5名に減少しました。
食事回数には変動は認められませんでした。また、試験中に有害事象は認められませんでした。
この研究により、妊娠初期に1日25mgのビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩30mg)と400μgの葉酸の摂取が、吐き気などのつわりの症状を軽減するのに有効とされる結果となりました。

(※1) VAS法 痛み、吐き気、疲労感などの主観的指標を評価する方法(Visual analogue scale)

(参考サイト)
雪印ビーンスターク株式会社 ニュースリリース(PRTIMES)


2018/12/22

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部