対処法

妊娠初期のつわり、赤ちゃんへの影響と乗り切り方を専門家に聞いてみた

妊婦さんを悩ませるつわり。お腹の赤ちゃんを心配する妊婦さんに、看護師さんからさまざまなアドバイスが寄せられました。

妊婦さんからの相談:「つわりがひどくてまともに食事ができません」

つわりがひどくて辛いです。吐くには至らないものの、のど元まできているような状態です。食べられるのは寒天ゼリーだけで、赤ちゃんへの影響が心配です。おすすめのつわり対策などがあれば教えてください。(20代・女性)

妊娠初期はお母さんに蓄えられた栄養で十分。食べられる時に食べたいものを

気になるのは赤ちゃんへの影響ですが、さほど心配しなくてもよいようです。

つわりの原因はホルモンバランスの変調や、妊娠で体内が酸性になること、ストレスなどです。安定期に落ち着く場合や、後期まで持続する場合など、個人差があります。(産科・婦人科看護師)
つわりは妊娠4週前後~16週前後といわれますが、この時期の赤ちゃんはとても小さく、お母様の身体に蓄えられた栄養で十分に成長できます。つわりが辛い時は食べられるものを食べられるだけ食べましょう。(一般内科看護師)
急激な体重減少があれば病院で点滴を勧められますが、母子ともに必要な栄養剤です。もし勧められた時には安心して受けましょう。(産科・婦人科看護師)

つわりにできる対策とはまた。サプリメントの使用は医師と相談を

つわり対策はいろいろあります。できることから始めましょう。

つわりはストレスや不安で悪化します。マッサージやリラクゼーション、適度な運動などでストレス解消を心がけてください。(一般内科看護師)
疲れたら横になって休み、一日にわずかでも自分の時間を作り、気分転換しましょう。(産科・婦人科看護師)
妊娠中はストレスをためないことが大切。妊娠したから食べなければという思いもストレスになります。(産科・婦人科看護師)
空腹になると吐き気は悪化します。少ない量で回数多く食べて空腹を避け、空腹時用に飴やおしゃぶり昆布、スルメなどを用意しておきましょう。(一般内科看護師)
身体をアルカリ性にするため、野菜や果物を摂りましょう。ゆでた野菜を冷凍しておけば、いつでも食べられ、栄養もとれます。果物、野菜のジュースやスムージーのストックもオススメ。クラッカーや小さいおにぎり、果物など手軽につまめるものを置いておくと自然に手がでます。一度にたくさん食べられない時は数回に分けて食べて。(産科・婦人科看護師)
つわりがある時は臭いに敏感なことが多いです。旦那様やご家族に協力を求め、家事や料理を手伝ってもらいましょう。(一般内科看護師)
生姜は古くから吐き気止めとして、中国では漢方薬に、西洋ではお茶に利用されてきました。ジンジャーティーや生姜湯などを生活に取り入れると良いかもしれません。(一般内科看護師)
サプリメントは赤ちゃんにも必要な葉酸や鉄分を。カルシウムはタンパク質を含んだ自然素材がオススメです。使用する前に主治医と必ず相談してください。(産科・婦人科看護師)
妊娠中の安全性が証明されたサプリメントが好ましいですが、葉酸以外は食物から摂った方が安全です。主治医に相談し、必要ならば医師からサプリメントを処方してもらった方が安心です。(一般内科看護師)

赤ちゃんへの影響は心配ないようです。つらい時は担当医に相談し、必要ならばサプリメントを処方してもらいましょう。


2015/06/08

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