子どもの心

「くそ野郎」などの暴言を吐く7歳児、どう対応すれば?

汚い言葉で暴言を吐いたり、時には手を出してきたりすることもある7歳の男児について相談がありました。どう対応するのがよいかについて、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

7歳児のパパからの相談:「息子の暴言が気になります」

私には7歳の息子がいます。幼少期より少し気の強いところがあると思っておりましたが、ここ最近、嫌なことがあると「この野郎」「くそ野郎」などといった言葉を発するようになりました。また、ごくまれにですが言葉だけではなく手を出してくることもあり、私としては、まだ子どもなのでこういったことはよくあることだと思っているのですが、妻が少し気にしており、どうすべきか悩んでおります。何かアドバイスをいただけないでしょうか。(40代・男性)

親の一貫した対応が大切

言ってはいけない言葉を口にした時には、親が一貫性をもって対応することが大切であるようです。

乱暴な言葉を口にしたときに、親が「悲しい気持ちになった」ということを言葉で伝えてあげると良いでしょう。言ってはいけない言葉(くそ野郎、死ね!など)に対しては、一貫性を持って対応することが重要です。時には受容し、時には叱るのではなく、いついかなるときにもそのような言葉を口にすることは許されないということはしっかり伝えていきましょう。(看護師)
子どもが自分の感情を素直に表現できていることはとても良いことです。確かに言い方や言葉使いなど気になってしまうと思います。試しに「パパ、ママはこう言われて悲しい」と叱り方を変えてみてはいかがでしょうか。「こう言ってはいけない」と伝えるより、パパやママを主語にすると相手を否定せずに注意することができます。気持ちがうまく表現できず手を出してくることがあれば、その時に注意して解決するようにしましょう。(看護師)

隠れた原因にも注意しよう

不安やストレス、コミュニケーションの不足が背後にあることも考えられるようです。また、発達障害が隠れている可能性についても指摘がありました。

お子様がストレスや不安を抱えていると、その裏返しとして乱暴な言葉がでてきてしまうということもあります。毎日のコミュニケーションを大切にし、お子様の乱暴な言葉の裏にある不満や憤りを受け止めてあげることを意識してみると良いと思います。(産婦人科看護師)
まだ子どもで、感情を表現する語彙が少なく、自己主張の方法が乱暴な言葉や行動になってしまうことはあります。ただし「子どもだから」と容認するのではなく、どうしてそのような言葉や行動になってしまうのかを注意して見てあげることが大切です。また、子どもが何かを主張・要求したときに、親が話をちゃんと聞いてあげられているかも考えてみると良いでしょう。まずは、親が自分の話を聞いて理解してくれることが大切です。(看護師)
一つ注意しなければならないのは、暴言や暴力・かんしゃくの裏には発達障害が隠れている場合もあります。暴言・暴力がエスカレートする・集団生活に困難があるなど、生活の中で気になることがあれば一度専門家に相談することも考えましょう。(看護師)

子どもの暴言や暴力には、親が一貫した態度で対応することが大切だというアドバイスでした。また、暴言や暴力がストレスや不安の裏返しであったり、発達障害が隠れていたりする可能性もあり、注意して見てあげるとよいようです。


2019/01/06

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