対処法

2015/06/10

妊娠初期の辛いつわりに対処するための4つのポイント

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠初期の辛いつわりに対処するための4つのポイント

つわりのせいで食欲がなく、お腹の赤ちゃんの栄養不足を心配している妊婦さんからの相談に、看護師さん達が対処法をアドバイスしています。

つわりについての相談:「食欲がなく胎児の栄養不足が心配」

妊娠初期でつわりが酷く、食欲も無く栄養面が不安です。食べる努力はしていますが、栄養が偏っている気がします。妊娠初期は胎児にたくさんの栄養を届ける時期だと聞きましたが、身体が受けつけず、においを嗅いだだけで吐き気が襲ってくる時もあります。こんなに辛いのは初めてで、このまま無事に出産ができるのか心配になります。(27歳・女性)

つわりによる栄養不足について

果たしてつわりは胎児の栄養に影響を与えるのでしょうか。

つわりは妊娠4週前後で始まり16週前後で終わるといわれています。この時期の赤ちゃんはまだとても小さく、母体に蓄えられている栄養で十分に成長することができます。つわりで辛い時期は食べられるものを食べられるだけで問題はありません。(産科・婦人科看護師)
つわりは妊娠16週を過ぎることには終わるのが一般的なものですので、それまでの辛抱と考え乗り切るように頑張りましょう。(一般内科看護師)
つわりはホルモンバランスの変調によるもの、妊娠によって体内が酸性になるため、ストレスによるものと考えられています。個人差があり、妊娠初期から始まって安定期に入ると落ち着くものや、妊娠後期まで持続する場合もあります。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期は母体内に蓄積された栄養で赤ちゃんは育つので、辛い時期に無理して食べる必要はありません。食べられるものを少しずつで構わないので、身体をアルカリ性にするために、野菜や果物を摂るように心がけましょう。茹でた野菜を冷凍しておいたり、果物、野菜ジュースやスムージーをストックしておくのもよいと思います。(産科・婦人科看護師)

覚えておきたい4つの対策

少しでも食べられる工夫や、ストレス発散などでつわりを軽減する方法はあるようです。

1.食べる回数を増やす:
少量で回数を多く、できるだけ食べるように。今食べているものの他にもないか探してみましょう。冷たくてさっぱりしたものなら食べられることが多々あります。
2.ストレスを溜めない:
ストレスや不安でつわりは悪化します。マッサージやリラクゼーション、適度な運動でストレスを溜めないよう心がけましょう。
3.家族の協力を得る:
つわりの時は臭いに敏感になることが多く、ご家族に家事や食事の支度など手伝ってもらうとよいでしょう。
4.生姜を活用する:
生姜は古くから吐き気止めとして、中国では漢方薬、西洋ではお茶として利用されてきました。ジンジャーティーや生姜湯など生活に取り入れてみましょう。

他にも、こんなアイデアが。

クラッカーや小さいおにぎりや果物などが目につく所にあると、自然に手がでます。食事は数回に分けて食べるとよいでしょう。炊き立てのご飯やおかずは、少し冷ましてから食べるようにしてください。(産科・婦人科看護師)
妊娠中はホルモンの影響で何かと不安になり、些細なことでイライラしたり、妊娠したから食べなければという思いがストレスになります。一日の中で少しでもよいので自分の時間を作り、辛い時は昼間でも横になって休みましょう。皆さん同じような思いで経過され、無事に出産されています。赤ちゃんに会える日を楽しみに、リラックスしてください。(産科・婦人科看護師)

つわり中は辛いものですが、食べることにストレスを感じず、ちょっとした工夫や気の持ちようで乗り切りましょう。


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