睡眠不足

妊娠中の寝不足!そんな時に試してほしい方法とは?

お腹が大きくなると、動くのが大変になります。寝返りなども思うようにできなくなり、寝不足の人も多いでしょう。今回は、寝不足に悩んでいる人から相談を頂きましたので、看護師さんに答えてもらいました。

妊婦さんからの質問:「お腹が苦しくてきちんと眠ることができません。」

妊娠中期からどのような姿勢をとっても寝苦しく夜中に何度も目が覚めてしまいます。少し頭を上げるような姿勢が楽と言うことなので、クッションなどを使用してその姿勢をとっていますが、それでもなかなか肺が圧迫される感じが取れずに苦しいです。まとまった睡眠が取れないため、だんだん疲れも溜まってきました。知人は妊娠後期の時は、朝まで眠れなかったと聞きました。睡眠のリズムがバラバラになってしまうことで赤ちゃんに何か悪い影響はないかということも心配です。妊娠中もきちんと睡眠をとれる良い方法があれば教えていただきたいです。(26歳・女性)

妊娠中は“シムス”の体位がお勧め!

お腹が大きくなるにつれて、横になる姿勢がつらくなります。妊娠中でも比較的楽になれる体位があるので試してみましょう。

妊婦さんの楽な姿勢にシムスの体位があります。クッションや枕の高さにもよりますから、楽にならなければ自宅にある色々なクッションで試してください。(看護師)
妊婦さんにはシムス位が良いと言われています。シムス位の体勢は、横向きに寝て、下になっている足は軽く伸ばし上の足は横に出して膝を90度に曲げます。そして、上の腕の肘を90度に曲げて手が顔の横に来るようにし、うつ伏せぎみになります。(看護師)

良質な睡眠をとるためには基本が大事!

妊娠中でもきちんと睡眠をとりたいなら、規則正しい生活をするといった基本的なことが必要になります。適度な運動は安産にもつながりますし、お勧めです。

妊娠中もきちんと睡眠をとる方法としては、一般的な方法と同じく、日中に適度な運動を行う、起床後に日光を浴びる、なるべく規則正しい生活リズムをつくるといったことになります。(看護師)
ウォーキングなど、日中に運動することもおすすめです。難しい場合は、朝しっかり太陽の光を浴びるというように起きる時間やご飯の時間をある程度決めて、メリハリをつけてください。眠る前に足湯につかるのは、浮腫みも取りやすいのでおすすめです。(看護師)

それでも眠れないときは気にしない!

寝る姿勢や生活に気を付けてもよく眠れない場合は、気にしないのが一番です。赤ちゃんに影響が出ることはほぼありませんのでので、今だけのつらい時期だと思って乗り越えましょう。

お腹の赤ちゃんは昼と夜の区別がつきませんから、ママが夜起きていてもお構いなく自分のペースで寝たり起きたりを繰り返しています。(看護師)
睡眠のリズムがバラバラになることで赤ちゃんに悪影響が出るということはありません。最低限の工夫は必要ですが、基本的にはお母さんが寝られるときに寝るというリズムで問題ないと思います。(看護師)
お母さんが夜に寝なければいけないと思って、ストレスを感じる方が赤ちゃんによくありません。色々な工夫をしてもしばらくは満足に眠れない時期があるかと思いますが、ゆっくり眠れる日が必ずきますので、何とか乗り切っていただければと思います。 (看護師)

妊娠中に質の良い睡眠をとることはなかなか難しいですが、寝る時の体位や生活を工夫して乗り切りましょう。あまり改善できなくても、この状態がずっと続くわけではありませんので気楽に過ごせると良いですね。


2019/01/26

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美