貧血

妊娠中の貧血を解消!食事や薬を飲むときの注意点とは?

妊娠中に貧血と診断される人は多いです。今回、貧血と診断された妊婦さんから、貧血を改善する食事についての質問がありました。看護師さんからどのようなアドバイスがあるでしょうか。

妊婦さんからの質問:「貧血を改善するための食べ物を教えて!」

28週目の妊婦健診にて、鉄分不足と診断されたので、30週からフェロミアを処方されました。胸やけや便秘という副作用のせいか、薬を服用するようになってから、夜寝つきが悪くなりました。2週間分の処方で、現在は飲んでいませんが、次回の血液検査でまた鉄分不足と診断されたら処方するかも、と医師に言われました。もうフェロミアは飲みたくないので、鉄分不足解消として、現在は葉酸+鉄のサプリを飲んだり、鉄分入りのヨーグルトや小松菜、大豆製品など、鉄を多く含む食事を意識するようになりました。しかし、それで足りているか心配です…鉄分不足にお勧めな食材や料理はなんでしょう?(30歳・女性)

鉄分だけではなく、バランスの良い食事を意識しよう!

貧血予防には鉄分がもちろん大切ですが、ビタミンCなどの組み合わせが、より貧血改善に効果的です。

ヘム鉄(主に動物性食品に含まれる)と非ヘム鉄(主に植物性食品に含まれる)に分類され、どちらもバランスよく摂らなければなりません。(看護師)
食事から摂る場合は、肉類・魚類・レバー・豆類・キノコ類・緑黄色野菜などを中心に、さらにビタミンCと組み合わせると吸収がよくなるので、いちご・レモン・リンゴなどの果物も摂るようにしてください。(看護師)
食事を見直すことも大切です。鉄分入りの食材はもちろん、肉や魚など良質なたんぱく質、ビタミンCも取るようにするとより効果的です。(看護師)
肉や魚の赤身に鉄分が含まれています。レバーはビタミンAの摂り過ぎを気にするあまり、食べない方もいるようですが、1回につきレバーの串刺し1本ほどだと問題ありませんし、大量に毎日食べなければ大丈夫です。(看護師)

中には鉄分の効果を薄めるものも!

鉄分と一緒に取った方が良い食品がある一方、取りすぎに注意した方が良い食品もあります。

紅茶・緑茶などに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げるので、食事と一緒に飲まないようにし、食物繊維も鉄分の吸収を妨げるので、摂りすぎに注意してください。(看護師)

薬の副作用を抑えて貧血を改善!

妊娠中はどうしても貧血になりやすいです。食べ物だけで改善できずに、また薬が処方された場合は副作用などを医師に相談してみましょう。

次の診察の時に、薬の副作用について相談してもよいと思います。飲むタイミングを朝にしたり、食後に飲んだりと飲み方を工夫すると副作用が緩和する場合があります。(看護師)
薬を飲まない今の対応で貧血が改善されている場合もありますが、週数が進むにつれて貧血になりやすい傾向になるので、今のうちに薬について相談しておいたほうが安心です。(看護師)

妊娠が進むにつれて貧血になる場合が多いです。貧血改善には、鉄分を意識しつつ、偏りない食事を目指しましょう。薬が副作用などで飲みにくいのであれば、医師に相談して飲みやすい方法や時間帯などを聞いてみましょう。今より楽に飲むことができるようになるかもしれません。


2019/01/28

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美