産後ダイエット

産後の体型…戻りが悪いのには何か原因があるの?

産後は、誰もが早く妊娠前の体型に戻りたいと願うのではないでしょうか。今回の相談者さんは、体型を戻すために骨盤ベルトを巻いたり、ストレッチを行ったりしているものの、なかなか戻らずに悩んでいます。戻りが悪いのには何か原因があるのでしょうか?専門家の回答を見てみましょう。

ママからの相談:「体型がなかなか戻りません」

現在、生後4週の子供がいます。分娩直後から骨盤ベルトを巻いていました。まだ妊娠前のズボンは履けず、産褥体操など頑張って取り組んでいます。まだ体重も全然戻りません。第1子のときは、もう少し戻りが良かったのですが、今回第4子でなかなか戻りません。環境的には第1子は産後は寝てばかりでダラダラとしていたのですが、もう第4子で上の子たちの世話もあり、ゆっくりと食事をする時間はありません。第1子のときより、動いているし食べていないのですが、戻りが悪いのは何の原因があるのでしょうか?食事や運動以外に考えられることがあれば、教えていただきたいです。(30代・女性)

基礎代謝の低下による場合も

今回、4人目のご出産とのことで、第1子の時に比べると年齢を重ねていることから基礎代謝が低下していることが考えられるようです。

第4子とのことですので、上のお子さん達を出産した頃よりは確実に年齢を重ねられており、基礎代謝が落ちていることが考えられます。そのため、動いていて食べていなくても基礎代謝の低下から上のお子さん達を出産した時ほどのカロリー消費はできていないと考えられます。(看護師)

自律神経の乱れによって痩せにくくなっている可能性も

産後のホルモンバランスの乱れに、疲労やストレスが加わると、自律神経が乱れてしまうことから痩せにくくなる可能性があるようです。

産後はホルモンバランスが乱れがちですが、赤ちゃんだけでなく上のお子さん達の育児もあるので疲労やストレスもそこに加わり、自律神経が乱れ痩せにくくなっている可能性もあります。(看護師)

母乳育児ではない場合は体型が戻りにくい

母乳育児は、母体のカロリー消費があることから体型が戻りやすいようです。しかし、人工栄養(粉ミルク)では、消費するカロリーがないことから母乳育児に比べて体型が戻りにくいとの回答でした。

母乳育児ですと、授乳によってカロリーが消費されますので産後の体型ももどりやすいですが人工栄養ですと上の子さん達が母乳育児であった場合はその分のカロリー消費もされていないことになるので産後の体型がもどりにくくなっている要因と考えられます。(看護師)
骨盤を支えている靭帯などが伸びて腸骨(腰の骨)が広がり、大転子(股関節横の出っ張った骨で大腿骨の一部)が正常よりも外側に位置することによって、お尻が大きくなると考えられています。そうすると、妊娠前にはいていたパンツが入らない、きついとなるのです。足を組んだり、横座りなどの姿勢も関係します。(看護師)

食事や運動に気を付けていても、産後に体型が戻りにくい原因は他にもあることをご理解いただけたでしょうか。焦って無理な運動やダイエットに取り組むのではなく、時間をかけてゆっくりと体型を戻していくように心掛けましょう。


2019/01/10

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美