乗り物

少し動くとお腹が張ってしまう…車で長距離移動は大丈夫?

妊娠18週のママからの相談です。お腹が張りやすいため、車での長距離移動の計画に不安を感じているようですが、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2人目妊娠中のママからの相談:「お腹の張りについて」

現在2人目を妊娠中で、妊娠18週を迎えたところですが、少し動いただけでお腹が張ってしまいます。1人目妊娠中はつわりも無く、お腹の張りも気になったことがなかったので心配しています。安定期に入ったこともあり、上の子どもの七五三に車で1時間半ほどの神社に連れていくように義実家から言われているのですが、この状態で車に乗っても大丈夫なのか不安に思っています。夫の運転で行くのですが、お腹が張りやすい時に長距離移動をしてもよいのでしょうか。(30代・女性)

主治医と相談の上、決定を

お腹の張りは危険なサインである場合もあり、軽く見ずに必要なら受診するよう勧められています。車での移動については、まず主治医と相談して決めるとよいようです。

お腹の張りは、子宮の収縮を意味します。まだ出産は先なのに、頻回にお腹の張りがあると、子宮頚管が短くなってしまいます。短くなってしまうと、赤ちゃんを子宮内にとどめておくのが難しい切迫早産という状態になるため、注意しなければなりません。(看護師)
張りを感じたときに横になって休み、すぐに治まるようであれば、一時的な子宮の緊張ですので心配する必要はありません。しかし、1時間に数回というほど頻繁にお腹の張りを感じる、横になっても30分以内に張りが治まらない、お腹がカチカチに硬くなる、張りに伴って痛みを感じるなどの場合は、切迫早産の兆候である場合があります。まずは通院先に連絡して指示を仰ぎましょう。おりものに血が混じっていたり、尿もれのように下着が濡れるような破水感のある場合にも必ず相談します。(看護師)
1時間半の車移動が可能かどうかは主治医に相談してみてください。経過が順調であれば、休憩をはさみながら長距離移動をすることは可能だと思います。主治医から許可が出た場合でも、念のために張り止めの薬を頓服で処方される場合があります。(看護師)
何よりご自身が不安に思われる気持ちが大きいなら、不安から身体が強ばり、ストレスがかかることでお腹が張りやすくなることもあります。不安要素を減らしてから行動されるとよいと思います。(看護師)

休憩や水分補給に注意しよう

周到に準備して無理のない計画を立て、安全に移動できるようにすることが勧められています。

サービスエリアなどで休めるよう計画し、母子手帳・健康保険証は必ず持参し、移動の途中の産婦人科の有無も調べておくといいでしょう。身体が冷えないようにし、着圧ソックスやストレッチなどで足がむくまないようにしてください。(看護師)
妊婦さんはエコノミー症候群を起こしやすいので、水分をとってリクライニングで下半身の負担を軽減してください。クッションがあればより楽な姿勢がとりやすいと思います。車の振動でお腹が張るかもしれないので、カーブや車線変更の少ない道を選んでください。お腹が張るときは遠慮せず、すぐにダンナさんに伝えて休憩をとるようにしましょう。(看護師)
おなかが張りやすいのであれば30分~1時間ごとに休憩をするなど気を付け、水分補給もこまめにしましょう。ダンナさんに協力してもらいできるだけ安静時間を設け、無理をしないようにしましょう。おなかが張ると同時に痛みを伴うときや、横になっても張りが治まらないときは病院で診察を受けるようにしましょう。(看護師)

お腹の張りが危険なサインでないか注意し、必要なら受診することが勧められています。車での移動に関しては、主治医と相談して決定するとよいようです。移動する場合は、事前の準備と無理のない計画で、体調の変化には十分注意しながら移動するようアドバイスがありました。

監修者:青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。病院や地域の保健センターでの勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・出産・育児相談や女性の身体の悩みに関する相談に親身に応じ、赤ちゃんタッチ講師も務める。一児の母。

2019/03/12

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)