産後の身体の悩み・トラブル

産後、肌のところどころに赤い小さな点が…受診すべき?

産後半年、肌に現れる赤い点が気になるという相談が寄せられました。血管腫なのか、受診は必要か、自然に消えるのか、増やさないためにはどうすればよいか、といった質問に対し、専門家は何と答えているでしょうか。

産後6ヶ月のママからの相談:「肌に赤い点が点在」

出産して半年が経ちます。産後1ヶ月も経たないうちから、腕に赤い小さな点がところどころにあることに気付きました。出産前はこの点はなかったように思います。痒みや痛みなどの症状はありません。掻いた場所にできるものと、何もしていないものといくつかできています。病院で診てもらったことはありません。インターネットで調べると血管腫と思われるのですが、念のため病院を受診した方が良いのでしょうか。また、自然に消えることはないのでしょうか。そして、これ以上増やさないためにできることはないのでしょうか。(30代・女性)

赤い点ができる病気「ルビースポット」の可能性がある

老人性血管腫(ルビースポット)の症状なのではないかと指摘されています。その場合、自然に消えることはないものの、放っておいても問題ないようです。

血管腫と思われるようなものだとしたら、一例として老人性血管腫があります。老人性とついていますが、20代頃から見られるもので、小さな赤いほくろのようなものです。ルビースポットともよばれ、身体中のどこにでもできます。(看護師)
皮膚の下の毛細血管が増殖することによってできるもので、原因はまだあまり分かっていませんが、加齢や紫外線、遺伝的な要因によって起こるものと言われています。妊娠により血流量が増えることも要因になるようです。自然に消えることはありませんので、場所や大きさが気になる場合には美容面の問題がありますがそのままにしておいても特に全身への影響はありません。(看護師)
気になるようでしたら皮膚科でレーザーによる治療が可能です。紫外線も要因の1つですので、増えないようにするには紫外線対策をされるのがよいかもしれません。(看護師)

分娩時に血管が切れた可能性も

分娩でいきんだ時に血管が切れて、内出血を起こしたものである可能性もあると説明されています。その場合は自然に消えていくようです。

出産のときにいきむことにより血管が切れ、そのような状態になった可能性もあります。全身に力が入り顔や肩などに内出血ができる人もいます。それでしたら自然に消えていくと思われますが、出産から時間が経っているようですので、気になる場合は病院へ相談されてもよいでしょう。(看護師)

出産を経験した女性の肌に赤い点ができるのは、老人性血管腫(ルビースポット)などの血管腫が考えられ、自然には消えないものの、そのままにしておいても全身への害はないという説明がありました。もう一つの可能性は、分娩時のいきみによる内出血で、これが原因であれば自然に消えていくようです。いずれにしても、気になる場合には病院へ相談することが提案されています。

監修者:座波 朝香(ざは・あさか)
助産師・保健師・看護師・タッチケアトレーナー。病院産婦人科での勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・育児相談、産後ケアや赤ちゃんタッチをはじめ妊娠・育児講座などに定評があり、精力的に活動中。

2019/03/14

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