発達の遅れ

ほかの子よりも身体が小さく話し方も幼い2歳、心配です

保育園の同級生と比べて身体が小さく、話し方もほかの子に比べて幼いという2歳児についての相談です。どうしてもほかの子と比べてしまい心配になっているママに対し、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「成長が気になる」

うちの子はいま、保育園に通っていますが、クラスの中でも1番小さいのではないか?と思うくらい背も小さく細いです。早生まれなので、それもあって他の子より小さいのかと思う事もありますが、うちの子より小さい歳のクラスの子と変わらないような身長や見た目をしているので、少し心配になってしまいます。家でもそれなりに食べているし、保育園でもおかわりをすることもあると聞くので、食が細いわけではないのかなと思います。それから話し方なども同じ年の子達と比べて、まだ赤ちゃんのような話し方をします。個人差があって、これから大きくなったり、いろいろな事ができるようになったりして成長していくと思うのですが、どうしても心配になってしまいます。2歳くらいだと同じ年の子や、それより小さい年の子と比べる必要はないのでしょうか。(30代・女性)

子ども自身の成長に注目を

ほかの子どもと比べてではなく、その子自身の成長や、できていることに注目してあげるようアドバイスがありました。

成長曲線と比較するとお子さんの成長はどうなっていますか?正常範囲内にあり右肩上がりで成長しているのであれば心配する必要はありません。4月生まれの子と3月生まれの子ではほぼ1年の差がありますので、成長や運動能力・言語能力に差が出るのは仕方ありません。他の子と比べてしまうのではなく、その子が少しずつでも成長・発達しているかに注目してあげることが大切です。(看護師)
2歳頃は早生まれ遅生まれに関わらず、個人差が大きい時期でもありますので、まだ他の子よりも成長発達が遅れていると判断する時期ではありません。5歳くらいになると差がなくなってくると言われています。また、子どもが出来ることを伸ばすためには、親が出来ない部分を心配するのではなく、できることを肯定してあげることがとても大切な要因になります。(看護師)

言葉の発達を促すコツは

言葉の発達についての心配に対しては、発達を促すために日ごろから行えるコミュニケーションの方法について教えていただきました。

2歳女児の特徴としては、ママの真似をしたがる・ごっこ遊びや絵本に興味を示す・食事やトイレが一人でできる・親の表情を見て行動するなどがあり、言葉の発達は「マンマ 食べる」「ワンワン かわいい」などの2語文を話すようになります。言葉に関しては、個人差が大きいものです。(看護師)
言葉の発達を促すために色々話しかけてください。子どもはまず耳で聞いて、真似することで言葉を覚えていきます。本を読み聞かせたり、歌を歌ったりして、お子さんと楽しくコミュニケーションをとってください。お子さんが話しかけてきたら、しっかり聞いて、かわいいね・おいしいねなど、お子さんと同じ言葉使いで返事してください。(看護師)
保育園に通っているのでしたら、大人との関わりでは学べない子ども同士のルールも学んでいきます。焦らず見守ってください。(看護師)
もし、極端に少食偏食である・成長曲線を下回る・全く言葉が出ないなど気になることがあれば、一度小児科を受診することも検討しましょう。(看護師)

成長曲線の正常範囲内にあるのであれば、ほかの子と比べるのではなく、その子自身の成長やできるようになったことに注目してあげるようアドバイスがありました。言葉の発達については、普段のコミュニケーションの中で発達を促す方法について教えていただきました。焦らず見守り、極端な状況で気になる場合は受診を検討することが勧められています。


2019/10/27

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美