おしっこ・うんち

1日2回しかトイレに行かない我が子…このままで大丈夫?

相談者さんの子どもは、異常は指摘されていないものの、排尿回数が1日2回の時もあるようです。排尿回数が少ないと身体に悪影響なのでしょうか。そこで、専門家に相談してみました。

30代女性からの相談:「子どもの尿の回数が少ない」

4歳になる息子のことですが、普段から尿回数が少なくこれでいいのかと悩んでいます。オムツを使用していた頃はそれなりにオムツを交換していた記憶があるのですが、トイレで排尿するようになってから、一日の排尿回数が3、4回と少ないのが気になります。極端に少ないときは朝起きてから昼までトイレに行かず、昼過ぎに1回、お風呂前に1回の計2回だったりします。回数が少ない分、1回量は多いのですが、溜め込んでいるせいか濃縮尿だったりします。水分摂取は日によってまちまちですが、それなりには飲んでいると思います。本人の性格上、トイレの声かけをしても素直に行ってくれる子ではないので、本人がトイレに行くタイミングを見るようにはしていますが、昼までトイレに行かない時はさすがに心配になり、声をかけて何とか行ってもらうようにしています。幼稚園の尿検査では引っ掛かったりなどはないですが、汗をかく子どもとは言えど、ここまで尿回数が少なくてもいいものなのでしょうか。(30代・女性)

1日に2回の排尿では少ない

子どもは成長するにつれて、膀胱に尿を貯められるようになります。しかし、1日に2回の排尿では、少ないようです。1日の尿量も減るようであれば、注意が必要です。

排尿の回数は個人差もありますのではっきりとは申し上げにくいのですが、確かに1日に2回というのは少ないと思います。しかし、幼稚園での検査で異常が出ていないのであれば、今のところは特に心配しなくてもよいのではないかと思います。オムツをしていた時期に比べ、膀胱に尿を溜められるようになってきたこと、尿意をコントロールできるようになってきたことが回数が少なくなってきた原因だと思います。(看護師)
排尿回数は人によってそれぞれ違います。4歳以降であると1日の排尿回数は4~8回で個人差はありますが、質問者様のお子様のように排尿回数が1日に2回では少ないでしょう。3~5歳の1日尿量の平均は500~600ccです。1日トータルで考えてそのくらいは出ているでしょうか。1回の尿量も減って、1日の排尿回数も少ないのであれば注意が必要です。(看護師)

排尿や水分摂取を促して様子を見よう

膀胱に尿を溜めすぎると膀胱炎を起こしやすくなります。タイミングを決めてトイレに誘導しましょう。また、こまめな水分摂取も重要なポイントです。むくみなどの症状があれば、早めに受診しましょう。

膀胱に尿を溜めすぎると細菌が増殖して膀胱炎を起こしやすくなりますので注意が必要ですね。お子さまはまだまだトイレに行く必要性は理解しにくく、遊ぶことなどを優先したい頃だと思います。起床時や外出前、食事の後など生活の中でタイミングを決めてトイレに誘ってあげるのもよいと思います。(看護師)
尿量が減ると体の水分量が増え、顔や足がむくんできます。濃縮尿だったこともあるとのことですが、しっかり水分をとっていても汗を良くかいているときは濃縮尿になります。お子様は水分量が少ないと思われます。こまめに水分をとるようにしましょう。排尿回数が1日2回~3回が続いたり、むくみが出ているようでしたら病院に相談に行くことをおすすめします。 (看護師)

子どもの排尿回数が少ない場合には、膀胱炎などの病気に注意が必要です。タイミングを決めて、排尿を促し、膀胱炎を予防しましょう。また、こまめな水分摂取も重要です。異常があれば、早めに病院を受診しましょう。

参考:
五本木クリニック「おしっこ(尿)の回数が少ない


2019/11/03

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美