教育

子どもの発達に欠かせない「ごっこ遊び」。その楽しさを絵本作家と発見しよう!

物を何かに見立てる「見立て遊び」に始まり、自分が人や物の真似をする「ごっこ遊び」は、2歳ぐらいからするようになると言われています。
「ごっこ遊び」は、子どもの想像力や記憶力を高め、好奇心やコミュニケーション能力を養う効果があり幼児期には大切な遊びです。 イクシル アンバサダーイベントの第2回目は、この「ごっこ遊び」がテーマです。 絵本「ごっこやさん」の著者・ほそいさつき先生が、「ごっこ遊び」の世界観を体現したワークショップを開催。同時に絵本の読み聞かせもあります。
親子一緒に、「ごっこ遊び」の楽しさ、大切さを発見してください。

親子で遊んで、楽しく学ぼう!ほそいさつき先生のごっこ遊び

絵本作家・ほそいさつき先生は、絵本の創作だけでなく、絵本に関連した「ごっこ遊び」や工作のワークショップを開催しています。
中でも、主人公の“もなちゃん”と黒い柴犬の“しばたくん”がいろいろなごっこ遊びに挑戦する絵本「ごっこやさん」に関連するワークショップは、2、3歳から小学生のお子さんまで楽しめるとして人気です。お話の中にでてくる登場人物や食べ物を工作で作ったら、たちまち「ごっこやさん」の絵本の世界にワープ!
親子で「ごっこ遊び」を楽しみながら、子どもたちの想像力を思う存分刺激してあげてください。

ごっこ遊びは、子供の成長に大切なもの

乳幼児期、子どもは周りを真似ることで言葉や行動を覚えていきますが、「ごっこ遊び」もそのひとつです。電車ごっこ、ヒーローごっこ、お店やさんごっこなど、興味をもった何かを真似して遊びます。興味の対象は生きているものだけに限らず、時には石の真似をしてゴロゴロしたり、風になったりと、無限です。
「ごっこ遊び」のすばらしさは、想像力を駆使して自分ではない何かになりきること。子どもたちは、一人、あるいは友達どうしでごっこ遊びに没頭することで、日常では体験できないワクワク感に胸を躍らせていることでしょう。
厚生労働省でも子供の「ごっこ遊び」や見立て遊びが心身の成長に良いとしており「保育所保育指針解説」では、以下のように記しています。


● 一人一人の発想や素朴な表現を共感をもって受け止めることが大切である
● 子どもが他の年齢の子どもの存在を感じ、互いに関わりを楽しめるように援助することが大切である。

子どもたちが「ごっこ遊び」をしだしたら、ママやパパもイメージの世界の一員になって、役を演じたり、見守ってあげてくださいね。

ごっこ遊びで得られるものとは?

子どもたちがイメージを膨らませる「ごっこ遊び」。最初は独り言をいいながらだったのが、ママやパパ、お友達と遊ぶようになり、時にはセリフを言いながら役を演じたりするようにもなります。言葉で自分の役割を説明したり、擬音でシーンを表現したり…。そのため、以下のような能力の発達を促すことにつながります。


1.記憶力や想像力が育まれる
2.社会のルールやコミュニケーション能力が身につく
3.言葉や表現力が伸びる

子どもたちが「ごっこ遊び」に没入しやすくするためにも、危なくないスペースを確保したり、簡単な道具やアイディアを出してあげれば、より遊びの質が高まるかもしれません。

絵本の読み聞かせ×ごっこ遊びの相乗効果

社団法人JAPAN読み聞かせ協会の代表である景山聖子さんによると、就学前のお子さんに読み聞かせを行った後、「どう思った?」と感想を聞くことはおすすめしないそうです。
「絵本を読むこと」で子どもも感動したり、楽しくなったりと多くのことを感じます。しかし、それを言葉でうまく表現できないので、無理に感想を聞くと戸惑ってしまうのです。
そのため、絵本の読み聞かせの後は「ごっこ遊び」や「お絵描き」で気持ちを表現させてあげると、想像力や感受性がより育まれていくそうです。

子どもが夢中になる「ごっこ遊び」のアイディアと工作におすすめのグッズ紹介

子どもたちの自由な発想が主体ですが、身近にあるものを利用して小道具を作ったり、大人がアイディアのアドバイスをすると、遊びを深めるのに役立ちます。以下に、おすすめの「ごっこ遊び」のアイディアを紹介します。材料を揃えたら使用する工作道具はセロテープのみですから、小さなお子さんと一緒にぜひ!


●紙袋マラカス:紙袋に枯葉や木の枝を入れ、袋の口をセロテープ®で閉じます。マラカスのように降って音楽隊に!
●鳥になろう:新聞紙を羽に見立てます。新聞紙を広げたら、手で持てるように両端にひもをセロテープ®でつけます。羽のように広げれば鳥に変身!自由に飛び回りましょう。
●どんぐりケーキ:プリンの空きカップなどに紙粘土をつめます。その上に拾ったどんぐりや葉っぱをセロテープ®で飾ってデコレーションケーキに!お菓子やさんごっこや、誕生日ごっこはいかが?

セロテープ®は、はじめての工作に使う道具としてはぴったりですね。はさみほど難しくないし、のりより汎用性が高く、なによりびーっと引っ張って切る感覚が子どもたちは大好き。
ただし、カッター部分のギザギザが大きいものは避け、子どもがけがをしにくいタイプを選びましょう!例えば
<ニチバン:セロテープ® 小巻カッターつき>
“力をかけずに切れる”、“よく貼りつく”など、子どもがはじめて使うセロハンテープとしておすすめのセロハンテープです。
テープの切り口をまっすぐきれいに切ることができる小巻カッターで、テープカッターのサイド部分にはガードが付いています。またカッター部分はプラスチック製の細かい刃で、ケガをしにくい安心設計。

※セロテープはニチバン株式会社の登録商標です

また、「どんぐりケーキ」では紙粘土を使用していますが、紙粘土には重量タイプと軽量タイプの2種類があります。子どもが初めて使う紙粘土なら「かるいかみねんど かるがる」など、軽量タイプのものがおすすめです。

<PADICO :かるいかみねんど かるがる>
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従来の紙粘土よりも手につきにくく、子どもの力でも扱いやすい柔らかさで発色も鮮やか。子どもの自由な発想で形を作り、色を塗ることができます。紙粘土にかかわらず、粘土をこねたり丸めたりする作業は子どもの指先の発達に良い影響を与え、粘土の感触が脳を刺激するという意見もあります。また、自分1人で作りあげた時の達成感は自信につながります。ぜひ親子で紙粘土を使って子どもたちの創造力を育んではいかがでしょうか。
たとえば、こんな遊び方…


●先述のどんぐりケーキでケーキ屋さんに!
●野菜を作って八百屋さんに、レストランごっこも!
●おさかなを作って魚屋さんに、お買い物ごっこも!

子どもにとって、お母さんは特別な存在。ごっこ遊びも絵本の読み聞かせも、お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる何よりの愛情表現です。イベントを機に、大切な時間がさらに増えることを願っています。

<ほそいさつき先生プロフィール>
絵本に「きょうからともだち」こどものくに・すずき出版/「にだんベッドがとどいたひ」おはなしメイト・メイト/「ゴマとキナコのおいもほり」PHP研究所/「ふうこのおそうじたい」おはなしチャイルド・チャイルド本社/「レミとソラ」教育画劇/「ごっこやさん」くもん出版など。挿絵の仕事に「ももとこもも」岩崎書店。現在、絵本のモデルにもなっている黒柴+家族4人でくらしている。

参考:景山聖子 「子育ての悩みには“絵本”が効く!! ママが楽になる絵本レシピ31」 小学館 2018


2019/02/27

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この記事の監修/執筆

イクシル編集部