子供の年齢別の悩み

発達や成長著しい2歳児!好きになるおすすめの遊びとは?

2歳児は成長の個人差も大きく、身体的な成長だけでなく知能や運動面でも著しい発達がみられる時期です。
また一方では、第一次反抗期が訪れる子も多く、保育士でも対応が難しい年頃だといわれています。
子どもは、遊びを通して学び成長しでいくので、2歳児の成長の特徴を理解したうえで、正しい対応と子どもが好きになる遊びで能力を伸ばしてあげましょう。

2歳児の身体、知能、精神面の特徴を知ろう

2歳児の成長の大きな特徴は、運動能力が飛躍的に発達する事です。
歩くこと走ることが思いのままにできるようになり、社会性が発達して友達と遊べるようになってくるなど、子どもが成長していくうえで最も重要な時期ともいえます。
正しい対応をするためには、2歳児の成長の特徴を知っておく必要があります。
2歳児には、次のような特徴があります。


・手先も器用になり何にでも挑戦したがる
2歳児になると、一段と手先が器用になり道具も使いこなせるようになります。
自分の身の回りのことが少しずつできるようになるので、何でも自分でやりたがるようになります。
この自発行為は学習意欲の表れです。
子どもは失敗を繰り返して学んでいくので、できるだけ自分でやらせてあげることが大切です。
「自分でしたい」という欲求が十分満たされ、やりきることが自信となり学習意欲がより高まります。
こうした成功体験を積み重ねることで、チャレンジ精神が旺盛な自立心のある子どもへと成長していきます。

・自我が芽生え、第一次反抗期も
2歳頃になると、自我が芽生え自己主張をするようになります。
また、感情も豊かになって情緒が発達していきます。
一方では、第一次反抗期が訪れる子どもが増えてきます。

第一次反抗期は「イヤイヤ期」とも呼ばれ、自分の欲求がかなわないと癇癪を起しやすくなります。
この行動は、まだ気持ちを上手く言葉で表現できないうえに、好奇心や興味を引かれることに対して、自分で上手くできないもどかしさからくるものです。
つまり、自発性や自立心が育ってきた証でもあるのです。

・友達に興味を示す一緒に遊ぼうとすることも
2歳児になると、興味や好奇心の対象がどんどん広くなってきます。
そこに言葉・知的性・社会性の発達が組み合わさることで、同じ年頃の子どもと遊べるようになり、色々な人に興味を持つようになります。
年上の子どもの真似や、自分より小さい赤ちゃんの世話をしたり、お手伝いをしたがるのもこの頃です。
ママに温かく見守られながら、新しい刺激やいろいろな経験をすることで、自分への自信や失敗を恐れない強さと、他人を思いやる豊かな人間性が育っていきます。

2歳児の成長の特徴が分かったところで、ここからは、成長を高めてくれる2歳児の遊びを紹介していきます。

2歳児の成長を助ける遊びとは?

心身の発達が著しい2歳児は、行動範囲も広がることで危険もともないますが、遊びを通して様々なことを学び能力を高めていきます。
2歳児の遊びはできることが急激に増えるため、遊び方の幅も広がり活発になります。
子どもの成長をサポートするためにも、子どもたちの好奇心を刺激し心身の発達に繋がる遊びを紹介していきましょう。

・体を使う楽しさを知る遊び
運動能力が急激に発達する2歳児には、思いっきり体を動かせてあげましょう。

■体操あそび
子どもが好きな音楽に合わせて体を元気よく動かしたり、簡単な体操を一緒にするのは全身を動かせるのでオススメの室内遊びです。

■おいかけっこ
足腰の力が強くなると、子どもは元気に走り回ることに興味を持ちます。
おいかけっこは道具がなくても簡単に遊べて、走る力や瞬発力が鍛えられます。
同じ走り回る遊びでも、鬼ごっこであればより楽しんでくれます。
鬼ごっこには「相手の動きを見る」「走る」という2つの行動を同時にするため、子どもの脳の発達に繋がるといわれています。

■三輪車
三輪車は、足の筋肉や体力・バランス感覚・判断力を発達させます。
2歳~3歳頃には自分の力でこげる子もいるので、昔ながらのシンプルな三輪車がオススメです。
三輪車でハンドル操作やバランス感覚・ペダルをこぐ練習をすることで、スムーズに自転車へとステップUPできるでしょう。

■キックボード
キックボードは、バランス感覚を養う優れた乗り物です。
同時に体幹を鍛え運動能力の基礎ができるので、あらゆるスポーツで役に立ちます。
身長や体重を考慮して身体に合ったものを選べば、2歳ぐらいから一人で楽しく遊べるようになります。

■鉄棒
鉄棒は、手や腕の力が養われる運動です。
2歳児は、鉄棒にぶら下がることができるようになってきます。
腕や手を使うということや、ぶら下がることに新鮮な刺激を楽しめる遊びです。

■ブランコ
ブランコは、バランス感覚が鍛えられる遊具です。
まだ一人では乗れないので、ママが膝に乗せて二人乗りで遊ばせてあげましょう。
一人で乗るときは、落ちてケガをしないようにすぐ手の届く距離で見守りましょう。

■ブロック
ブロックは指先使うことで脳を活性化させ、記憶力・思考力・集中力を向上させる知的玩具です。
2歳児は、ブロックを組み合わせて家に見立てたりして、複雑な形作りの遊びができるようになります。
この見立て遊びは子ども想像力や発想力を育てます。

■積み木
積み木は、子どもの発想力や想像力・集中力を育む知的玩具として代表されるものです。
2歳児は色々な物を、他の物に例えて遊ぶことを楽しむ時期でもあります。
物を掴む・握るという動作を覚え手先も器用になるので、積み木を積み上げたり電車や他のモノに例えて遊ぶことを楽しみ始めます。

■おままごと
2歳児は身近にいる人を真似ることで、いろいろなことを学んでいくので、子どもの観察力が身についていることを実感する遊びです。
おままごとは女の子が好きな遊びで、ママを想像して料理を作って遊ぶことで想像力を養います。
人と関わることを学ばせるためにも、できるだけお友達と一緒に遊べる機会を作ってあげましょう。

■お人形
2歳児は、「ごっこ遊び」をするようになります。
2歳児のごっこ遊びは、人形やぬいぐるみを何かに見立てた想像の世界で遊びます。
ごっこ遊びは、社会性や言葉の成長を育んでいきます。

・道具を使った遊び
様々なことに好奇心が芽生える2歳児には、道具を使った遊びを取り入れてみましょう。

■ボール遊び
ボール遊びは、2歳児の男の子が好きな遊びのひとつです。
2歳になると、ボールを追いかけながら蹴ったり投げることができ、コントロール力が養われます。
動いているボールを叩いたり捕まえることで、距離感や物の大きさなどが分かるようになり、空間認識能力が高まります。
形や材質・大きさが違うボールをいくつか用意しておくと、色々なボール遊びができてより楽しめます。

■おえかき
2歳児は画用紙にクレヨンやペンを持って、なぐり書きから線や丸も描けるようになります。
慣れてくると、お気に入りのキャラクターや人の顔を描いたり、自分のイメージを絵にしようとします。
お絵描きは集中力を養うだけではなく、字を書く練習にもなりますので、思い切り好きなものを描かせてあげましょう。

■ねんど遊び
2歳になると、お団子を作ることができます。
粘土で遊ぶことで、握る・丸める・引っ張る・潰すなど、様々な手先の動きを覚えていきます。
小麦粘土や米粉粘土などは色も豊富なので、色を混ぜる遊びも子供は大好きです。
粘土遊びは指先と道具を使いこなして、様々なものを作ることができるので発想力を養えます。

■塗り絵遊び
手先を使うことは脳に刺激を与えるのですが、同時に複数の思考を行うと相乗効果を生みだします。
塗り絵は適した色を選び出し、線からはみ出さないように一定の濃さで色を塗るという作業を、同時に行いながら進行させていくものです。
塗り絵は、脳を活性化するのにはとても効果的で、同時に色彩感覚・創造性、芸術性・集中力も養います。

■風船遊び
動きが不規則な風船は、五感を刺激する2歳児に適した安全な遊びです。
幼稚園や保育園で使われることも多く、様々な遊び方ができます。
投げた風船を追いかけて捕まえたり蹴ったり割ったり、頭に乗せて落ちないように歩いたり、かご入れ競争をするなど、アイデア次第で色々な遊びができます。

・ママと遊ぶのにおすすめ
遊びは工夫次第!ちょっとしたアイデアで、ママも一緒に楽しく遊びましょう。

■まねっこ遊び
“まね”ることは、目で見たことを再現する脳の働きが必要で、あらゆる知能が成長を始め新しいことを学ぶ第一歩といわれています。
子どもの興味や関心が物から人に移ってきた証拠で、人とコミュニケーションを取ろうという意思のあらわれでもあります。

■新聞紙で遊ぶ
1歳を過ぎても新聞紙を破ることは楽しめますが、2歳では破った紙の形を見て連想することを取り入れて想像力を鍛えましょう。
新聞紙を丸めてバットを作って、丸めた新聞紙のボールを打つのも楽しい遊びです。
新聞紙を使った遊びは、保育園や幼稚園でも取り入れられるほど様々な遊び方があります。

■紙ふぶき
いらなくなった紙や新聞紙を細かく切って、紙吹雪のように散らすと子どもは大喜びしてくれます。
破っていくうちに、子どもは紙の性質にも気がついていきます。
この気づきや新たな発見が、大きくなってからの学びに繋がっていくのです。

2歳児と遊ぶときのコツ

身体能力の成長が著しく、情緒が不安定になりやすいのが2歳児です。
子どもは遊びを通して成長していくといいますが、どのように対応していくと子どもの成長を伸ばしてあげることができるのでしょうか?
成長をサポートしながら、上手に遊ばせるコツをお伝えします。


・言葉かけはわかりやすく
2歳児は、言語能力も発達する時期です。
言葉にならない声を何度も出して「ママ」と言えるようになったのと同じように、初めは言葉の意味が理解できなくても、子どもにわかりやすい言葉で根気よく声をかけていると、子どもは少しずつ意味を理解していきます。
そのほかに、絵本も言葉を覚えるのに役立つので、読み聞かせをしてあげましょう。

・やりたい気持ちを認めて
子どもがしたいと思っている気持ちを尊重して、気のすむまでやらせてあげるということが大切です。
子どもは、母親に気持ちを受け入れてもらえたことに、安心感を覚えるといいます。
ママが子どもの気持ちを認めて、いつも見守ってくれている安心感があるからこそ、情緒が安定して発達していきます。
心から安心することで自分に自信をもち、挑戦する心と失敗を恐れない強さや、他人を思いやる豊かな人間性が育っていきます。

片付けの習慣も大切に

2歳児は、できることが増える割には片付けができない子どもが多いようです。
遊びだけでなく、自分から片付けができるようになることも大切なことです。

・散らかしに悩んだら
まずは、2歳児が片付けやすいように、おもちゃはお気に入りのものや、今興味があるものだけを部屋に置きましょう。
小さいものは、同じ種類ごとにまとめて箱に入れてしまいましょう。
おもちゃを戻す場所を分かりやすく見えるようにしたり、定位置を決めてあげると自分で片付けやすくなります。
「1つ出したら1つ片付ける」などのルールを教えてあげることも大切です。
きちんとした生活リズムやルール通りにやるという事は、子供の計画性や先を見通す力を伸ばしてくれます。

・片付けるようになるコツ
最初は、親が片付け方の見本を見せてあげましょう。
逆に片付け方を、ママが教えてもらうのも効果的です。
片付ける習慣をつけるには、きちんと片付けられた後に褒めてあげることです。
片付けると褒めてもらえることで、「片付け=良いこと」としてインプットされれば、その後にもすすんで片付けてくれるようになってくれるでしょう。

自分の言葉でちゃんと説明できないイヤイヤ期の「本当の理由」が分かれば、2歳児の正しい対応の仕方が自然と見えてくるはずです。
この頃に、子供に合った遊びと対応できれば、その後の子どもの大きな成長に繋がるでしょう。


2019/09/21

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この記事の監修/執筆

イクシル編集部